「操作」と「操縦」の違い・意味と使い方・使い分け

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操作は「自分の思い通りになるように手を加えてあやつること」操縦は「目の前の機械などをうまくコントロールして動かすこと」
操作は自分で何か手を加えた上で思い通りにしたいという意思が含まれますが
操縦は手は加える事はなく目の前のものを思い通りにコントロールする、と考えるとわかりやすいのではないかと思います。

「操作」1.機械などを操って動かすこと 2.自分の都合の良いように手を加えること

1.機械などを操って動かすこと について
ここで言う機械というとおそらくロボット、ラジコンなどが挙げられます。

これらは「右に動かしたいから行かせる」「もうやめたいからOFFにする」など操作している者の意思が最優先されます。

2.自分の都合の良いように手を加えること
さらに操作する者に知識さえあれば自由に変えて良いという事になります。

「操縦」1.人を思い通りにあやつること 2.航空機や大型機械を動かすこと

人を思い通りにあやつること について
こちらの意味では「思い通り」と言えど人間ですので機械のように自由に操る事はなかなか難しいと思います。

なので、新しいものを加えるのではなく あやつる者があやつられる者、又は物が持っている特徴を知った上でそこからぶれない様にうまく操るという意味として捉えています。

2.航空機や大型機械を動かすこと
「操縦」は大型の機械に使われる言葉のようです。

確かに飛行機を操作する とは言いませんね。

「操作」と「操縦」の例文

上記を踏まえて例を考えてみようと思います。

「操作」
・ドラマが見たいのでリモコンを操作する。

・自作のゲームに機能を加える為操作する。

・内容を操作する。

「操縦」
・ヘリコプターを操縦する。

・新幹線を操縦する。

・妹は菓子好きだから良い操縦方法はお菓子だ。

・弟の操縦方法を考えよう。

あいつは褒めて伸びるタイプだから褒められれば良いかもしれない。

「操作」は人間に対して適さない言葉かもしれない

「人間を操作する」という言葉を聞いた事があります。

しかしこれまで操作と操縦の意味を調べ考えた結果 操作はさらに何か手を加えあやつる事、操縦は手を加えずコントロールする事という結論に至りました。

それを踏まえ「人間を操作」という言葉をもう一度考えてみると、とても恐ろしい意味になってしまいますし
辞書からの操作の意味
1.機械を操って動かすこと。

例:「遠隔操作」
2.自分の都合の良いように手を加えること。

例:「株価を操作」
にもあるように人間を対象として使われていません。

つまり人間には適さない言葉と言って良いのかもしれません。

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