「カタルシス」の意味と使い方・由来や例文

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カタルシスは、「精神の浄化作用」のことを表します。

主に、哲学思想の分野で、使われます。

他にも、演劇、映画などにも、よく出てきます。

さらに、心理学、精神医学、カウンセリングなどでも、登場します。

つまり、基本的には、精神的なものについて、表すということです。

これは、フロイトという精神科医が、精神療法にこの言葉を使用したことから、その方面に定着していったと考えられます。

「カタルシス」の意味

カタルシスには、「心の中に溜まっていた感情が吐き出され、気持ちが浄化されること」という意味があります。

元々は、アリストテレスという人物が、「悲劇が観客の心に怖れと憐れみを呼び起こし感情を浄化する効果」と示した、演劇用語であるようです。

精神医療では、「鬱積した感情を除去することで、症状を改善する精神療法」の意味も持ちます。

「カタルシス」の使い方

一般では、「心の中にあるわだかまりが何かのきっかけで解消すること」、「苦痛を吐き出して解消すること」という意味で使われることが多いです。

上に書いたよりも、やや軽めの意味ですね。

名詞であり、「カタルシスする」のように、動詞では使いません。

また、同義の言葉に、「浄化」などがあり、言い換えたい場合は、そのまま代用できます。

その他、「心が洗われる」などの言葉にも、言い換えることができます。

「カタルシス」の例文

この映画には、カタルシスがない。

バッティングセンターで思いっきり打ったら、カタルシスが得られた。

カラオケで、大声で歌うことで、カタルシスを得た。

観客を演技によって、カタルシスに誘う。

ずっと悩んでいた問題が解決したことにより、カタルシスを感じる。

あの子のさり気ない気づかいに、カタルシスをもたらされた。

「カタルシス」についてのまとめ

カタルシスは、演劇、哲学、心理学、精神学などの分野で使われることが多い言葉です。

やや難しい言葉ではありますが、近年は、一般にも浸透してきており、日常の会話、また文章でも見る、聞く機会が増えてきています。

日本語に言い換えた言葉である、(精神の)浄化という意味を頭に入れておけば、不意に会話で出た時なども、理解しやすいので、日本語の意味を、しっかり頭に入れておきましょう。

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