「浪人」と「仮面浪人」の違い・意味と使い方・使い分け

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浪人は「進学すべき学校の入試に全て落ち、進学先がない場合に1年間勉強をしてもう1度受験をすること」。

ただ、就職においても浪人という言葉が使われることがあるので、進学限定ではないということも言えます。

仮面浪人は「大学に入学して浪人をすること」。

大学に入学し、学生生活を送りながらも、もう1度受験をするために勉強をしている状態のことです。

「浪人」の意味

浪人というのは、主に進学先となる大学などの入試に全て落ち、または受かったところはあるが、そこには進学しないでもう1年頑張ってまた受験をするという状況の人たちのことを指しています。

一般的には進学で使われる用語ですが、就職が決まらなかったときにも就職浪人という形で使われることがあるのも特徴となっています。

「仮面浪人」の意味

仮面浪人というのは、大学などに進学はしたが、その大学で納得がいかない人がもう1度受験をするために在学しながら受験勉強をしている状態の人たちを指しています。

再度受験をしてもいい結果が出るとは限らないので、保険のつもりで受かったところには一応入学しておくという状況を選択しているのが仮面浪人の特徴と言えます。

「浪人」と「仮面浪人」の用法や用例

「今年は大学受験を失敗して、浪人が確定した。

予備校に通って浪人をしようと思うのだが、どこがいいのかな。」

「希望の大学に入れずに、浪人をしようと思ったのだが、今年受かった大学に来年また受かる保証はないので、今年は仮面浪人をしようかなと思う。

大学の勉強もこなしながらになるので、大変だとは思うけど1年間頑張っていきたい。」

浪人と仮面浪人は身分と形態の違い

浪人というのは、一般的には学生ではない身分の人が大学などに進学するために、予備校に通ったりして受験勉強をしていく状況です。

予備校に通わない場合もありますが。

しかし、仮面浪人は大学に通いながら受験勉強をしているので、身分は学生であり、予備校に通う余裕はほとんどないでしょう。

したがって、身分と受験勉強への取り組み方の形態が異なっていると言えるのです。

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