「介助」と「介護」の違い・意味と使い方・使い分け

B!

介助は「高齢者や障碍者などに付き添って、日常生活を問題なく送ることができるように援助をしていくこと」。

問題なく生活していけるように直接助けになることという意味があります。

介護は「介助を通じて、高齢者や障碍者が自立していくことができるように努めること」。

最終的には自立までを含んでいるのが介護という意味になります。

「介助の」意味

介助というのは、高齢者や障碍者の生活の面倒を見ていきながら、日常生活をきちんと送ることができるように援助をしていくことです。

したがって、生活に支障が出そうな人たちを助けていき、日常生活を問題なく送るためのサポートをしていくというのが、介助の本来の意味ということになりますが、介護との差は難しいところです。

「介護」の意味

介護というのは、高齢者や障碍者の日常生活の面倒を見ていくという介助などの行為を通じて、そういった人たちが社会的に自立していけるようにサポートをしていくということです。

漠然とした概念ではあるものの、介護の方が自立までの意味を含んでいることから、介助という言葉より内容が濃い概念であるということが言えるのでしょう。

「介助」と「介護」の用法や用例

「うちの母親は日常生活を普通に送るのさえ困難な状態だったが、きちんと専門の人に介助をしてもらっている結果、日常生活くらいは問題がなさそうな感じになったな。」

「介護施設に入って、毎日面倒を見てもらっているけど、身体のサポートだけじゃなくて、精神的なサポートもしてもらえるから、いずれは自分も自立できるのではないかと思えてくるね。

介助と介護の意味はほとんど同じである

介助というのは、高齢者や障碍者の日常生活の面倒を見ていきながら、彼らが日常生活を問題なく送ることができるように助けていくことになります。

しかし、介護の意味というのも割とそれに近い状態です。

ただ、最終的には自立へと向かわせるという意味合いが介護にはあるので、介助と介護の違いがあるとすればそういったところになります。

最新の記事はこちらから