「信条」と「信念」の違い・意味と使い方・使い分け

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信条は「自分の中で守っているルールのこと」。

自分が実践しているような習慣などのことを信条ということがあります。

信念は「自分が正しいと思っていること」。

世間の常識などとは関係なく、自分は少なくとも正しいと思っていることなどがあれば、それは信念と呼ぶことができます。

価値観などが該当するパターンが多いでしょう。

「信条」の意味

信条というのは、自分が実践していることや習慣にしていることです。

自分にとっての理想の生き方のような言い方もできます。

例えば、早寝早起きを信条にしているなどのケースがあり、そういう習慣を持っている人は多くいますけど、そういう習慣は信条という言い方ができるのです。

それ以外にもいろいろなケースで当てはまります。

「信念」の意味

信念というのは、自分が正しいと思っていることになります。

世間が同じように思っているかどうかは関係なく、自分が正しいと思っている価値観などに関しては、信念という言い方ができるのです。

したがって、自分が生きるうえで正しいと思っている価値観があれば、それは信念であり、行動などの習慣ではない以上、信条とは呼べないのです。

「信条」と「信念」の用法や用例

「私は健康のために酒もたばこもやらないようにしている。

それが私の信条だ。

若い頃からずっと嗜んでいないから、それが習慣化されて、全く興味がなくなってしまった。」

「私の信念は主張をするときにには必ず根拠をつけるということ。

主張をする際に何の根拠もないで話すというのは、適当な言い方になる可能性が高いからだ。」

信条と信念は意外と区別がしやすい

信条と信念は言葉自体はかなり似ていると言えますけど、意味は結構違います。

信条については、自分が実際に行っていることや習慣化していることのことを指しています。

しかし、信念は行為ではなく価値観などのものになりますから、かなり大きな違いが存在していると言えるでしょう。

信条と信念は割と区別がしやすい概念であると言えるはずです。

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