「空騒ぎ」と「てんやわんや」の違い・意味と使い方・由来や例文

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「空騒ぎ」は、むやみに騒ぎ立てることです。

英語では「much ado about nothing」で表されます。

「彼らはいつも空騒ぎばかりする」は「They are always making a fuss about trifles. 」「They are always making a fuss about nothing. 」です。

「てんやわんや」は、我がちに騒ぎ立てるさまです。

英語では以下のように表されます。

「火事場はてんやわんやの大騒ぎだ」は「The scene of the fire was one of great confusion. 」です。

「敵軍の侵攻に市民はてんやわんやになった」は「The news of the enemy’s invasion threw the citizens into utter confusion. 」です。

「空騒ぎ」の意味

「空騒ぎ」は、さほどでもない事を騒ぎ立てることです。

大したことでもないのに、むやみに騒ぎ立てることです。

騒ぎだけで成果のない事です。

以下のように使います。

それは空騒ぎに終わった 一夜のから騒ぎ

☆fuss
名詞の意味は「大騒ぎ」「気をもむこと・ひと騒動」「すぐ騒ぎ立てること」です。

「~のことでやきもきする」は「get into fuss about~」です。

「彼女ともめる」は「have a fuss with her」です。

「てんやわんや」の意味

「てんやわんや」は、我がちに騒ぎ立てるさまです。

互いに先を争って混乱するさまです。

「てんでかって」と同じ意味です。

思いがけない出来事などのために、大勢の人が秩序無く動き回って混乱することです。

「会場はてんやわんやの騒ぎだ」のように使います。

※「てんでん」と「わや・わやく」の2語が結合してできた言葉です。

「てんでん」は「手に手に」「各自勝手に」という意味です。

「わや・わやく」は、「無茶苦茶」という意味です。

シェークスピアの「から騒ぎ」

☆「から騒ぎ」
シェークスピアの劇作です。

5幕16場から成る愛の喜劇です。

1598~99年頃執筆しました。

恋のもつれを機知にあふれるせりふによって描いた作品です。

☆ado
名詞です。

「くだらない騒ぎ・不必要な騒ぎ」「騒動・骨折り」「面倒」「遅滞」です。

「空騒ぎ・Shakespeareの喜劇名」は「much ado about nothing」です。

「大騒ぎする」は「make much ado 」です。

「空騒ぎ」は むやみに騒ぎ立てること、「てんやわんや」は 我がちに騒ぎ立てるさまです。

「空騒ぎ」「てんやわんや」は、類語です。

共通する意味は「わけもなく騒ぎ立てること」です。

「空騒ぎ」は、無駄に騒ぐことです。

「てんやわんや」は、混乱して収拾がつかない騒ぎです。

☆獅子文六(1893~1969年)
劇作家・小説家です。

慶応大学中退後渡仏しました。

その後ユーモア小説を発表しました。

「海軍」「てんやわんや」「娘と私」などを発表しました。

文化勲章を受章しました。

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