無尽蔵は「尽きることがないと言えるほどに多くあること」。
いろいろなものに対して使うことができます。
実体があるものだけではなく、ないものに対しても使用できる点はポイントでしょう。
無際限は「限りがない状況のこと」。
限りがないということで、無尽蔵の意味にそこそこ似ています。
でも、無際限という言い方はあまりメジャーではありません。
「無尽蔵」の意味
無尽蔵とは、尽きることがないと言えるほどに多くあることです。
実際は尽きる可能性はあるとしても、尽きるような状況には思えないと言えるケースで使っていく表現になります。
実際に使うことができるシーンはそれなりにあるでしょう。
知名度も割と高い言い方になりますから、知っている人はかなり多いのではないかと思われます。
「無際限」の意味
無際限とは、限りがない状況のことです。
尽きることがないという言い方もできるので、そういう意味では無尽蔵の意味にそれなりに似ていると評価できます。
ただ、無際限という言い方は有名とは言い難いです。
だから、日常生活で見聞きする機会は多くないですし、相対的に使用されづらい言葉であると評価できると思われるのです。
「無尽蔵」と「無際限」の用法や用例
「あの人の体力はまるで無尽蔵だな。
どれだけ走ってもバテる雰囲気が全く感じられない。
あれだけの体力があれば、いろいろなスポーツで生きるに違いない。」
「世の中では無際限と言えるものはあまり多くないだろう。
どういったものであっても基本的には有限と言える。
したがって、いずれはなくなるかもしれない、尽きるかもしれないと思っておくべきだ。」
無尽蔵と無際限は意味がやや似ている
無尽蔵と無際限は意味がある程度似ている状況と言えるでしょう。
どちらも何かが尽きるとは思えないケースで使っていくことができる表現になります。
意味としては似ていますし、使用する場面も近いものの、どちらかと言えば無尽蔵の方がメジャーな表現になると思われます。
だから、ここに関しては知っておいた方がいいと言えるでしょう。