案内標識は「方向や距離を知らせる道路標識のこと」。
「道案内」と言い換えると分かりやすい。
指示標識は「守らなければならない交通方法を知らせる道路標識のこと」。
「交通方法」と言い換えると分かりやすい。
標識の数からすると「案内標識」は最も多いものになります。
道路標識には、その他、「警戒標識」「規制標識」があり、「規制標識」の下には「補助標識」があります。
「案内標識」は最もも多い標識
「案内標識」は、目的地や通過地の表示を始め、経路、現在地、路線番号、付属施設などの案内をするものです。
大別すると3種類になり、第一に「方面と方向」「方面と距離」「国道番号」「都道府県道番号」があり、第二に「都道府県の県境表示」「著名地点表示」「主要地点表示」があり、第三に「駐車場、エレベーター、バス乗り場などの道路施設」があります。
「指示標識」は特定の交通方法などの表示
「指示標識」は特定の交通方法や決められた場所の案内を知らせる標識となります。
例えば「併進可」「駐車可」「停車可」「優先道路」「中央線」「停止線」「横断歩道」「安全地帯」「規制予告」などがあります。
その他にもいくつかあります。
形は正四角形や方形、変形三角形になり、青地に白抜きのイラストや文字が多くなります。
「案内標識」や「指示標識」以外の「補助標識」とは
「補助標識」とは、「規制標識」の下に付けられているもので、「規制標識」の意味を表します。
例えば「この先100m」「日曜・休日を除く、8-20」「大貨」「原付を除く」「ここから」「ここまで」「通学路」「追越し禁止」などがあります。
このほかにも踏み切りや横風、動物に注意すること、駐車余地、駐車時間制限、車両の種類、始まり、終わりなどを表示しています。
「案内標識」と「指示標識」とは
「案内標識」は方面や方向、距離、県境、国道や県道などの道路番号、現在地、著名地、道路施設などを案内するものです。
数はおそらく一番多いものと推定されます。
「指示標識」は交通の方法を案内するものです。
「中央線」「停止線」「駐車可」「横断歩道」などがあります。
道路標識は「警戒標識・規制標識・案内標識、指示標識」の本標識の外に「補助標識」があります。