日本タンポポは「在来種のタンポポのこと」。
「在来種」と言い換えると分かりやすい。
西洋タンポポは「外来種のタンポポのこと」。
「外来種」と言い換えると分かりやすい。
在来種の「日本タンポポ」と言われるものは「エソタンポポ、カントウタンポポ、カンサイタンポポ、シナノタンポポ」などがあります。
外来種の「西洋タンポポ」も種類がありますが、日本では一括りにされています。
「日本タンポポ」は全国にある在来種
「日本タンポポ」は「西洋タンポポ」と対比されるもので、在来種になります。
全国に様々な種類があります。
北海道の「エゾタンポポ」を始め、「カントウタンポポ、トウカイタンポポ、シナノタテンポポ、カンサイタンポポ、シロバナタンポポなどで他にも多くの種類がありますが、絶滅危惧種となっています。
原因は外来種の侵入や都市化によるものです。
「西洋タンポポ」は札幌から全国に広まった外来種
「西洋タンポポ」は1904年に札幌市に入り、全国に広まったものです。
繁殖力が強く、在来種を駆逐するのではないかと危惧されましたが、最近の研究では棲み分けが行われていることが分かりました。
在来種の生息環境が少なくなっていることが減少の大きな理由と考えられています。
在来種との雑種も存在しています。
外来種は繁殖力が強く、一部の地域では駆逐が行われています。
「日本タンポポ」と「西洋タンポポ」の見分け方
「日本タンポポ」と「西洋タンポポ」の見分け方は花弁の下にある緑色の「総苞」と呼ばれるものの形が異なることで判別が付きます。
「日本タンポポ」はまっすぐに伸びているのに対し、「西洋タンポポ」の総苞は反り返っています。
また、花弁も数や分厚さなど若干の違いがあります。
「タンポポ」は食用や薬用に使用されてきました。
「日本タンポポ」と「西洋タンポポ」とは
「日本タンポポ」は在来種のことで、日本には20種類ぐらいはあるということです。
全国にあり、「エゾタンポポ、カイトウタンポポ、シナノタンポポ、カンサイタンポポ、シロバナタンポポ」などがあります。
絶滅危惧種となっています。
「西洋タンポポ」は1904年に北海道に導入されたもので全国に広まりました。
見分け方は「総苞」の形の違いによります。