「これっきり」と「それっきり」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

これっきりは「これが最後という意味のこと」。

何かしら自分にとって不都合な状況があったときに、これが最後だと宣言するようなケースで使う言葉になります。

それっきりは「それが最後という意味のこと」。

つまり、それ以降何も起きていないなどの意味で使う言葉です。

意味はこれっきりに似ていますけど、ニュアンスが違います。

それっきりは残念な気持ちが含まれています。

「これっきり」の意味

これっきりとは、これが最後という意味のことです。

基本的にはこれを最後にしたいと思える場面で使う言葉になります。

したがって、これで最後にしたいと思っている側が使う言葉になります。

そこそこ有名な言葉になるので、知っている人は多々いるでしょう。

しかし、実際に自分でこの言葉を使う機会はそんなに多くないとは思われます。

「それっきり」の意味

それっきりとは、それが最後という意味のことです。

特定の状況が最後であり、それ以降同様の状況は起きていないといった意味で使います。

基本的にはそれが最後である状況を残念に感じているシーンで使うことが多く、そこはポイントになります。

したがって、これっきりとは意味はかなり似ていますが、ニュアンスに違いがあると評価できます。

「これっきり」と「それっきり」の用法や用例

「あなたは私から何度もお金を借りているが、毎回返すのが遅い。

したがって、お金を貸すのはこれっきりにしたいと思う。

次からは他の人を当たってほしい。」

「気になる人とずっとメールをしていたのだが、最近全く返信がこなくなった。

数日前に届いたのが最後であり、それっきりという状況で、なんでだろうとずっと考えているんだ。」

これっきりとそれっきりは意味がやや異なる

これっきりとそれっきりに関しては意味はかなり似ています。

しかし、細かい部分で違いがあると言えるのです。

したがって、これらの言葉は使う人の気持ちに差があると言えるでしょう。

そういう部分で区別をしていくことができるはずです。

どちらもたまに使われる言葉になるので、意味は知っておいた方がいいのではないかと思われます。

最新の記事はこちらから