欠陥品は「何かしらの欠陥が存在している品のこと」。
つまり、本来の性能を発揮できない、何かしらの問題があるような品に対して使っていく言葉です。
粗悪品は「仕上がりが悪い品のこと」。
こちらはかなり漠然とした意味の言葉です。
欠陥品とはやや意味が異なっています。
粗悪品の場合には欠陥があるとまでは言えないケースが多いです。
「欠陥品」の意味
欠陥品とは、何かしらの欠陥が存在している品のことです。
欠陥というのはいろいろなケースで該当しますが、その品に関して重大な問題と言えるような場合に使われることが多く、基本的には機能的に問題があるとか、まともに使えないと言えるときに使用する傾向にあります。
したがって、実際に欠陥品を使う場面はそんなに多くないのです。
「粗悪品」の意味
粗悪品とは、仕上がりが悪い品のことです。
仕上がりが悪いというのは、やや漠然とした言い方ではありますが、いろいろなケースで使うことができます。
何かしら問題があるときに使用する言葉ですけど、欠陥があるという状況ではないので、欠陥品とはやや意味が異なります。
一応従来の使い方はできる場合に使用されやすい言葉です。
「欠陥品」と「粗悪品」の用法や用例
「ものを買っていると、たまに欠陥品に遭遇することがある。
その場合にはできるだけ早く返品をして、新しいものに交換してもらわないといけないだろうな。」
「粗悪品という言葉は、本来の使い方をする際には問題ないものの、新品の割には見た目に問題があったりするような場合に使われる。
そういう品は現実的に存在していると言えるだろう。」
欠陥品と粗悪品は意味が微妙に異なっている
欠陥品と粗悪品に関してはなんとなく似ている意味に思えるかもしれませんが、意味は異なっています。
両方とも何かしら問題がある品に対して使いますけど、欠陥品は本来の使い方ができないのに対して、粗悪品は一応本来の使い方はできると言えるので、両者はそういった部分で区別をしていくといいのではないかと思われるのです。