「許諾」と「約諾」の違い・意味と使い方・由来や例文

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許諾は「相手の要求などを聞き入れて、許すこと」。

こういった意味ですけど、許諾については要求をした側が使うことも多々あります。

許諾を得るなどの言い方をするのです。

約諾は「約束したうえで承諾すること」。

許諾となんとなく意味は似ているように見えますが、全く同じではありません。

また、許諾と比べるとマイナーな言い方になります。

「許諾」の意味

許諾とは、相手の要求などを聞き入れて、許すことです。

相手の要求をきちんと認めて、そのうえで許すという意味になりますが、許可を得るようなシーンで使われることが多いです。

そして、相手に対して要求をする側の人たちが使うこともよくあると言えるでしょう。

したがって、そこはポイントとして覚えておいた方がいいです。

「約諾」の意味

約諾とは、約束したうえで承諾することです。

意味としては許諾に近いと思われます。

明らかな意味の違いを見出すのは困難であり、そういった部分については知っておきましょう。

ただ、約諾という表現はどうしてもマイナーなので、知っている人はそんなに多くありません。

だから、日常生活ではほとんど見聞きしないと評価できます。

「許諾」と「約諾」の用法や用例

「権利者に対して許諾を得ておくことは重要だ。

何らかの著作物を使いたいと思っているときには、事前にそういうプロセスが必要になると言えるだろう。」

「今回の話に関してはとりあえず約諾したということで構わない。

できるだけそちらの希望に添えるように、こちらも準備をしておく。

だから、ぜひ成功させてほしいと思う。」

許諾と約諾は意味が割と似ている

許諾と約諾については明らかな意味の違いはないと言えるでしょう。

したがって、そこについては知っておいた方がいいです。

ただ、知名度には違いがあると言えるはずです。

一般的には許諾の方が有名と言え、約諾という言い方はあまり有名ではありませんから、使用頻度に関しては差がある状況と評価できるのではないかと思われます。

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