「足が遠く」と「疎遠になる」の違い・意味と使い方・由来や例文

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足が遠のくは「今までよく行っていた場所に行かなくなること」。

何らかの理由で、足しげく通っていたようなところに行かなくなるケースで使っていく言葉です。

疎遠になるは「特定の人との関係が薄れること」。

特定の人と会わなくなった、電話などをすることがなくなったと言えるようなシーンで使っていく表現になるでしょう。

「足が遠のく」の意味

足が遠のくとは、今までよく行っていた場所に行かなくなることです。

今までは何度も繰り返し行っていたと言える場所に、気が付いたら全く行かなくなっていたというケースで使用します。

理由に関してはその都度異なっていると言えるでしょう。

足が遠のくという状況は普通にありえるので、多くの人たちにとって馴染みを感じやすいでしょう。

「疎遠になる」の意味

疎遠になるとは、特定の人との関係が薄れることです。

今まで親しい関係だった人たちとずっと会っていない、連絡を取っていないなどの意味で使っていく表現になります。

足が遠のくの意味にそれなりに近いですけど、全く同じ意味ではありません。

したがって、そこに関しては理解しておきましょう。

こちらも馴染みを感じやすい状況かもしれません。

「足が遠のく」と「疎遠になる」の用法や用例

「このお店は高級感があって、非常に気に入っていたのだが、収入がかなり落ちてからは足が遠のいてしまった。

今の状況ではここに通うことは厳しいと言えるだろう。」

「学生時代の友人たちと当時は頻繁に遊んでいたけど、卒業をしてからはほとんどの人と疎遠になっている。

今でも連絡を取り合う人というのはかなり少ない状況である。」

足が遠のくと疎遠になるはやや意味が異なっている

足が遠のくと疎遠になるに関しては意味はやや似ている面があります。

でも、全く同じではないので、異なっているとも評価できるでしょう。

両者ともに何らかの存在との関係が希薄になっているようなケースで使っていきます。

使用する場面は同じではないですが、なんとなく雰囲気的には似た面を持っているので、そこは知っておきましょう。

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