「世間体」と「体面」の違い・意味と使い方・由来や例文

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「世間体」は、世間の人に対する体面や体裁です。

英語では「appearance」で表されます。

「それでは世間体が悪い」は「That would look bad. 」「That would hurt my reputation. 」です。

「世間体をつくろう」は「keep up appearance」「worry about appearance」です。

「体面」は、世間に対する体裁です。

英語では「honor」「appearance」で表されます。

「名誉」という意味の場合「honor」を使います。

「体裁」という意味の場合「appearance」です。

「体面を重んじる」は「be greatly concerned about appearances」です。

「世間体」の意味

「世間体」は、世間の人に対する体面や体裁です。

「みえ」と同じ意味です。

以下のように使います。

世間体が悪い 世間体をつくろう 世間体を気にする

☆「世間」は、以下のような意味です。

①仏教用語で、「有情の生活をする境界」を表します。

「衆生世間」のことです。

②天地の間です。

大鏡(道長)に「にわかに霧立ち、世間もかい暗がりて侍りしに」とあります。

③人生です。

源氏物語(若菜)に「つひに空しく見給へなして、世間の道理なれど、悲しび思ひ給ふる」とあります。

④社会です。

世の中です。

また世の中の人です。

⑤交際・活動する範囲を指します。

⑥暮し向き・身代・財産のことです。

「体面」の意味

「体面」は、世間に対する体裁です。

「面目」と同じ意味です。

以下のように使います。

体面を失う 体面を保つ 体面を気にする 体面をけがす

☆appearance
名詞です。

「外見」「出現・登場」「目に浮かぶこと」「状況・兆候」「現象」という意味です。

「体面のために」は「for the sake of appearance」「for appearance’s sake」です。

「体面上彼らは別居しないでいる」は「They live together for the sake of appearance. 」です。

☆体・裁の漢字

「体」
字義は「からだ・身」「手足」「かたち」「持ち前・本性」「身につける」です。

解字に於いて、篆文(書体の一種)では「骨+豊」で構成されます。

「豊」の部分は「多くのものが密度高く集まる」を表します。

これらにより「多くの骨から成るもの」を表し「からだ」を意味します。

「裁」
字義は「たつ・たち切る」「したてる」「仕立」「程よくする・適当に処置する」「さばく」「抑える」「減らす」「型・様子」「わずかに」です。

解字では、「衣+戈+才」で構成されます。

「戈+才」の部分は「災害を断ち切る器具」の象形です。

これらにより「衣類を裁ち切る」を表し「たちきる」を意味します。

「世間体」は 世間の人に対する体面、「体面」は 世間に対する体裁です。

「世間体」「体面」「体裁」「外聞」は、類語です。

共通する意味は「世間の人からみられる姿」です。

「世間体」「体面」、いずれも「世間の人々が自分の状態をみてどう思うか」ということを表す言葉です。

「体面」は、単に「名誉」「面目」という意味でも使われます。

☆面目
世間に対する「名誉」「体面」のことです。

また、世間かうける評価です。

「面目を施す」のように使います。

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