ただならぬは「普通ではない、通常とは明らかに異なる状況であること」。
どちらかと言えば、悪い意味で使われやすい表現です。
何かよくないことが起きているときに使用されやすいと言えます。
由々しきは「見過ごすことができない、放置することができないこと」。
それくらいに大きな問題に対して使っていく表現になるのです。
「ただならぬ」の意味
ただならぬとは、普通ではない、通常とは明らかに異なる状況であることです。
普通とは違うという点に関して、悪い意味で使っていく表現です。
つまり、ネガティブな意味合いで普段とは違っているケースで使用する言葉になりますから、そこは知っておいてほしいです。
表現としてはそれなりに有名であり、多くが聞いたことがあると言えるはずです。
「由々しき」の意味
由々しきとは、見過ごすことができない、放置することができないことです。
つまり、そのままの状態にしておけないほどに問題であると言えるシーンで使っていく言葉になります。
由々しきと言える状況は実際にそれなりにあるでしょうから、使用できるシーンもそれなりに多くあると思われます。
それに言葉としての知名度も割と高いです。
「ただならぬ」と「由々しき」の用法や用例
「今回はただならぬ雰囲気を感じている。
それだけ会社にとっても滅多にないトラブルなのだろう。
これは対処していくのが本当に大変そうに思えてくるんだよな。」
「ニュースで報道されている状況を見る限りでは、非常に由々しき事態に思えてくる。
他国で起きている問題とは言え、見過ごすことができない感覚になってくるんだよ。」
ただならぬと由々しきは似たような意味
ただならぬと由々しきは同じような意味であると評価できるでしょう。
どちらも通常とは違う、見過ごすことがしづらい、そんな状況で使っていく表現になります。
こういった表現は基本的には望ましくない光景であるときに使用するので、そういった部分も含めて意味が似ていると言えるはずです。
ここは覚えておくといいと思われます。