「もっともらしい」と「それっぽい」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

もっともらしいは「一見するとそれなりに正しいように感じられるものの、実際はそうとは言い切れないこと」。

つまり、正しそうに見えるが、正しいとは限らないケースで使う言葉になります。

それっぽいは「対象としているものがまさに特定のものであると感じさせる状況であること」。

意味はもっともらしいにちょっと似ている状況です。

「もっともらしい」の意味

もっともらしいとは、一見するとそれなりに正しいように感じられるものの、実際はそうとは言い切れないことです。

要するに、正しいように見える、聞こえるだけの内容という意味です。

実際は不明なので、本当に正しいと言える場合もありますし、そうじゃない場合もあるので、そういった点はケースバイケースと言えると思われます。

「それっぽい」の意味

それっぽいとは、対象としているものがまさに特定のものであると感じさせる状況であることです。

特定のものと同じように思える、まさにそれであると言えるようなケースで使っていく表現になります。

いろいろな場面で使うことができるので、使用頻度は割と高いかもしれません。

でも、どちらかと言えば若い人たちが使用する傾向にあるでしょう。

「もっともらしい」と「それっぽい」の用法や用例

「あいつの言っていることはもっともらしい感じもするけど、なんとなく腑に落ちない面があるんだよな。

反論はできないが、納得できない部分があるというか、そんな感じだ。」

「俺がずっと探していたものは、なんとなくあれに似ている気がする。

確証は持てないけど、それっぽい感じがするんだよ。

恐らく間違いないと思うんだけどね。」

もっともらしいとそれっぽいはちょっと意味が違う

もっともらしいは一見すると正しいように聞こえるものの、実際はそうとは言い切れないという意味で、それっぽいは対象がまさにそれであるという意味で使っていく言葉になります。

したがって、両者は言葉としてはなんとなく似ているように感じるかもしれないですけど、意味は違いがあります。

そういう部分で見分けることができるのです。

最新の記事はこちらから