立場は「特定の人が置かれている地位や状況のこと」。
地位や状況に対して使っていく言葉であり、自分のみならず、他人に対しても使用することがある言葉になります。
立て場は「溜まり場のこと、人が多く集まる場所のこと」。
意味は立場と全く違います。
これらの言葉は表記は似ているものの、意味において区別しやすいはずです。
「立場」の意味
立場とは、特定の人が置かれている地位や状況のことです。
そういったものを表すときに使用する言葉になります。
地位と状況の両方に使っていける点はポイントになるでしょう。
立場という言葉に関しては、かなり有名であると言えるはずです。
いろいろなケースで見聞きしているはずなので、多くが馴染みを感じやすいと言えるでしょう。
「立て場」の意味
立て場とは、溜まり場のこと、人が多く集まる場所のことです。
このような意味で使っていく表現であり、いろいろなシーンで使うことが可能と言えます。
ただ、知名度はそこまで高くはないと言えるので、実際に見聞きする機会はそんなに多くないでしょう。
使用頻度に関してもあまり高くないという言い方ができると思われるのです。
「立場」と「立て場」の用法や用例
「今の私の立場を考えたときには、あまり偉そうなことは言えないし、人に命令することもできない。
したがって、ある程度はおとなしくしておいた方がいいのだろう。」
「この辺は立て場と言える状況であり、連日人が多く集まってくる。
それなりにお店も多いし、多くの人たちにとっては便利なエリアという言い方ができるのだろう。」
立場と立て場は意味が違っている
立場と立て場については表現としては似ているものの、意味に関して違いがあります。
立場は特定の人の地位や状況を表す意味ですけど、立て場は人が多く集まる場所という意味になります。
したがって、両者は意味において区別しやすい面があるのです。
表記はかなり似ているものの、違いは見分けやすいはずなので、そこに関して理解しておきましょう。