日誌は「毎日における出来事や誰かの行動などを記したもののこと」。
日記のような存在ですが、日誌の場合には自分に関すること以外について記録するという部分が大きいと言えるでしょう。
日報は「その日の業務について報告するための書類のこと」。
上司や同僚などに対して、どういった業務内容を行ったのかなどを報告する書類と評価できます。
「日誌」の意味
日誌とは、毎日における出来事や誰かの行動などを記したもののことです。
日記のようなものではありますけど、日記は自分の事柄に関して書いていくことが多いのに対して、日誌は自分以外の事柄、できるだけ客観的な部分について書いていくことが多いと思われます。
したがって、そういった部分は大きなポイントになると言えるのです。
「日報」の意味
日報とは、その日の業務について報告するための書類のことです。
基本的には仕事上で使われる言葉になります。
日誌に関しても仕事上で使用される可能性はありますけど、日報は場面がほぼ限定されると言えるでしょう。
したがって、そこに関しては大きな特徴であると評価できるはずです。
日報に関してはあまり縁がない人も多そうですが。
「日誌」と「日報」の用法や用例
「こうやって日誌をつけていくと、それぞれの日に何があったか、誰がどんなことをしていたかがよく分かる。
そういった面でも日誌は非常に重要な存在と評価できるだろう。」
「日々の業務に関して、こうやって日報にまとめる作業というのはそれなりに手間がかかる。
しかし、会社にとってはこういった記録はかなり重要なものなのだろう。」
日誌と日報は微妙に意味が異なる
日誌と日報に関しては毎日の記録を示したものなので、その点においては共通しています。
しかし、日誌は出来事や誰かの行動などを書いていくものですけど、日報は仕事上における報告などを書いていくものになります。
したがって、両者はそういう部分で違いがあると言えるのです。
日誌の方が漠然としており、いろいろな内容が該当するでしょう。