ご都合主義は「言動などに一貫性がなく、その人の都合や事情などによってその都度変化する状況のこと」。
要するに常に自分の都合を優先して行動したりすることであり、判断基準が自分の都合のみであるケースで使っていきます。
日和見主義は「形勢を見ながら、有利な側につこうとする態度のこと」。
自分の考えなどに基づくのではなく、あくまでもその場その場で自分に都合のいい側に従うという考えになります。
「ご都合主義」の意味
ご都合主義とは、言動などに一貫性がなく、その人の都合や事情などによってその都度変化する状況のことです。
言動に一貫性がないので、何を以って行動を選択するかというときに、自分の都合などを基準にするケースで使われる言葉です。
批判的な意味合いを込めて使用されることが多いので、そこはについては覚えておくといいです。
「日和見主義」の意味
日和見主義とは、形勢を見ながら、有利な側につこうとする態度のことです。
あくまでもどっちについた歩王が自分が有利になるかで判断するような態度を指しているので、特定の主義や主張によって判断しているわけではありません。
計算高いとか、世渡り上手といった言い方ができそうな態度に見えると言えるでしょう。
言葉としてはそんなに有名ではないです。
「ご都合主義」と「日和見主義」の用法や用例
「ご都合主義の人はどうしても嫌われる傾向にある。
やはりその都度自分の都合などを理由に主張などを変えるから、どうしても卑怯なイメージがついてしまうのだろう。」
「日和見主義の人はある意味世渡りが上手いと言えるのだろう。
その都度自分にとって有利な状況を見極めて、どちらに従うべきかを正確に判断しようとするわけだから。」
ご都合主義と日和見主義は同じような意味
ご都合主義と日和見主義は同じような意味の言葉であると言えるでしょう。
どちらもその都度自分にとって有利な選択をするような意味で使っていく言葉になります。
したがって、意味において区別しづらい面があるのです。
でも、どちらかと言えばご都合主義の方が多くの場面で使われる可能性があるので、そこに関して知っておくといいでしょう。