やぶれかぶれは「もうどうにでもなれという気持ちのこと」。
気持ちの面において冷静さを失っており、思うままに行動しているような状況で使っていく言葉になります。
自暴自棄は「失望した場面などにおいて、後先を考えないで行動すること」。
意味としてはやぶれかぶれに似ています。
後先を考えない行動なので、非合理的な部分も存在すると思われます。
「やぶれかぶれ」の意味
やぶれかぶれとは、もうどうにでもなれという気持ちのことです。
冷静ではない状況で、思いのままに行動しているようなケースで使っていく言葉になります。
基本的には冷静に判断した行動ではないため、非合理的なものであることも多いです。
具体的にどういう行動に出るかはケースバイケースと言えるので、やや漠然とした意味になります。
「自暴自棄」の意味
自暴自棄とは、失望した場面などにおいて、後先を考えないで行動することです。
何らかの出来事によって失望したことで、今後について希望を感じられなくなった場合に、投げやりな考えに至ってしまう場面で使用する言葉です。
そのため、後先考えないで適当に行動するような状況が見られる場合があり、そこが特徴になるでしょう。
「やぶれかぶれ」と「自暴自棄」の用法や用例
「ゲームをやっていて、かなりピンチな状態になると、やぶれかぶれと言えるような状況になるな。
何をやっても勝てそうにないから、適当になってしまうんだよな。」
「人生では辛い状況もあるだろうが、どんなことに絶望しても自暴自棄にはならない方がいい。
そこから再起できる可能性もあるわけだから。
希望は捨てないで頑張ってほしい。」
やぶれかぶれと自暴自棄は似たような意味
やぶれかぶれと自暴自棄は意味がそれなりに似ていると言えます。
ともに後先を考えないで行動してしまうという意味で使う言葉になります。
したがって、両者はそれなりに使用する場面が似ていると評価できるはずです。
同じようなシーンで使っていくので、そこに関して特に知っておくといいでしょう。
どちらもそこそこ有名な表現です。