「略奪」と「奪略」の違い・意味と使い方・由来や例文

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略奪は「暴力的に奪い取ること」。

代表的なシーンとしては、災害時など治安が悪化しやすい場面で行われることが多いですが、それ以外の場面でも使うことができます。

奪略は「力ずくで奪い取ること」。

無理矢理何かを奪うときに使いますが、意味としては略奪に似ています。

でも、奪略については知名度はあまり高くないと言えます。

「略奪」の意味

略奪とは、暴力的に奪い取ることです。

単に何かを奪うだけではなく、暴力的な面が見えないといけないので、そこは大きなポイントです。

力づくで何かを奪おうとするシーンが代表的であり、そういう場面で使っていく言葉であると言えるでしょう。

略奪という言葉はかなり有名で、知らない人はほとんどいないのではないかと思われます。

「奪略」の意味

奪略とは、力ずくで奪い取ることです。

何かを奪い取るわけですが、力ずくというところがポイントと言え、ここに関しては略奪と同じような意味と解釈できると思われます。

でも、意味は同じでも、使用頻度が違います。

基本的には略奪の方がメジャーなので、こちらがよく使われるのです。

奪略は馴染みがないと感じる人が多いはずです。

「略奪」と「奪略」の用法や用例

「私の恋人はある男に略奪された形となった。

それが今でも心の中に残り続けている。

私は彼女にいまだに未練があるからな。

これは一生忘れられない部分になるかもしれない。」

「どうしても譲ってくれと言われて断り続けていたら、ある日奪略をされてしまったよ。

相手はどうしても欲しかったんだろうけど、さすがにそういう方法はダメだろう。」

略奪と奪略は意味はほぼ同じ

略奪と奪略は意味は大して変わりません。

どちらも何らかのものを無理矢理奪おうとするときに使う言葉です。

したがって、どうしても欲しい、でも相手は渡してくれないというときに使うことが多いでしょう。

略奪はそれなりに有名ですけど、奪略についてはそこまでメジャーではありません。

したがって、両者は使用頻度において違いがあると言えると思われます。

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