「大筋」と「大要」の違い・意味と使い方・由来や例文

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大筋は「物事におけるだいたいの道筋のこと」。

つまり、何らかの出来事などにおけるだいたいの流れとか、経緯などの意味になります。

割とよく使われる表現になるでしょう。

大要は「だいたいの要点のこと」。

つまり、重要なポイントを指す言葉と言えますが、それを明確に示すのではなく、なんとなく示すときに使う言葉になります。

「大筋」の意味

大筋とは、物事におけるだいたいの道筋のことです。

物事がどんな道筋を通ってきたか、どういう経緯で起きたものかなどに対して言及する際に使う言葉と言えます。

大筋に関してはそこそこ有名で、実際にそういう部分を他人に説明する必要があるシーンで使われるでしょう。

そこそこ有名な言葉になるため、多くが知っていると言えるはずです。

「大要」の意味

大要とは、だいたいの要点のことです。

要点を指しているわけですが、なんとなくの意味で使われることが多いので、大雑把に表現する際に使われやすいです。

道筋を表しているとは言えないものの、道筋は物事における中心のような意味もあるので、要点に近いでしょう。

つまり、大要は大筋に近い言葉と言えるのです。

でも、知名度は大筋の方が高いです。

「大筋」と「大要」の用法や用例

「事件の大筋はだいたい分かった。

ただ、大筋を聞いても犯人の目星は全くつかない。

特に怪しい人物も浮かんでこないし、これは解決までかなり時間がかかりそうだな。」

「今回の失敗の大要はよく分かった。

ただ、原因自体は判明したとしても、どうやって対策をとるかがカギだ。

大切なのは同じことを繰り返さないことだからな。」

大筋と大要は知名度に違いがある

大筋と大要に関しては、なんとなく意味は似ている状況と言えるでしょう。

使う場面が全く同じとは言えないものの、同じような意味として解釈できないわけではないです。

ただ、基本的には大筋の方が有名で、大要という言葉はかなりマイナーになります。

そのため、両者は知名度が異なっている状況であり、それによって使用頻度も異なるのです。

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