「机上」と「卓上」の違い・意味と使い方・由来や例文

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机上は「机の上のこと、非現実的、実行不可能なもののこと」。

どちらかと言えば、後者の意味で使われることが多いかもしれません。

机上の空論という言葉は非常に有名です。

卓上は「机やテーブルなどの上のこと」。

意味としては机上に似ていますが、非現実的や実行不可能といった意味はありません。

そこはポイントになるでしょう。

「机上」の意味

机上とは、机の上のこと、非現実的、実行不可能なもののことです。

理論上は問題ないとしても、非現実的であるような事柄に対して使っていきます。

ただ、机上はそのまま使うことは多くありません。

机上の空論といった形で使うことが多いです。

この机上の空論についてはそれなりに有名な表現なので、多くが知っていると言えるはずです。

「卓上」の意味

卓上とは、机やテーブルなどの上のことです。

こちらは机のみではなく、テーブルも対象にすることができる言葉になります。

卓上という表現は割と一般的に使用されるものと言えます。

机上の場合には机の上といった意味で使用されることは多くないものの、卓上は机やテーブルの上という表現でのみほぼ使われると言えるのでしょう。

「机上」と「卓上」の用法や用例

「お前の言っていることは机上の空論だ。

考えとしては分かるが、実際にはやりようがない。

アイデアを出すのであれば、もっと現実的なものを出してくれよ。」

「卓上カレンダーを買ったが、やっぱり常に見えるところにカレンダーがあるというのは、非常に便利なものだな。

それにサイズが小さいから、邪魔にならないのもいい。」

机上と卓上は使用する場面が異なる

机上と卓上に関しては、同じような意味も持っています。

しかし、実際に使用する場面は異なるのです。

机上は基本的に机上の空論といった言葉として使っていくことが多いです。

でも、卓上についてはテーブルや机の上などの意味で使っていきます。

だから、そういう部分にそれぞれ違いがあると言えるでしょう。

そこで区別をしていくといいです。

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