幼心は「子供時代に抱く心のこと、子供のような心のこと」。
つまり、大人になってからは抱くことがないような気持ちに対して使います。
子供ならではの心という意味です。
子供心は「大人の世界や事情などを理解することができない無邪気な子供の心のこと」。
いい意味でも、悪い意味でも使われることがある言葉です。
実態としては幼心に近いです。
「幼心」の意味
幼心とは、子供時代に抱く心のこと、子供のような心のことです。
子供であればたいてい持っているであろう心といった意味で使っていく言葉になります。
大人になると、子供の頃に持っていた心はなくなる、変化するという前提があり、だからこそ子供の頃の心は特別と言えるわけで、そういう意味合いも込められた言葉と評価できます。
「子供心」の意味
子供心とは、大人の世界や事情などを理解することができない無邪気な子供の心のことです。
子供は大人と比べて人生経験が浅く、単純に物とを捉える傾向があるので、大人とは違った感覚を持っています。
そういったものは大人になるにつれて消えてしまうものであるため、子供心という特別な名称を使って表現していく状況になるのです。
「幼心」と「子供心」の用法や用例
「幼心というのは、時間の経過とともに少しずつ消えてしまうものだ。
こういう部分は誰もが持っていたものだが、年齢を重ねると消えてしまうと言え、その事実は実際に消えた後に気付くんだよ。」
「子供心というのは、大人になってからひしひしと感じられるものだと思えてくるね。
子供であるときにはそんなものの存在には全く気付けない。
子供にとっては子供心こそが普通に思えるから。」
幼心と子供心は意味は特に変わらない
幼心と子供心に関しては、ともに子供時代に抱くような独特の心を指しています。
大人とは違うという点が重要であり、子供時代ならではの部分が強調される言葉なのです。
こういった部分は大人になってから気付くケースが多々あります。
子供ならではの心が存在する事実に関して、子供のときに気付くことはまずないと言えるでしょう。