「冷却」と「保冷」の違い・意味と使い方・由来や例文

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冷却は「対象となるものを冷やすこと」。

そのままの意味です。

単に冷やす、温度を下げるといった状況のときに使うので、多くの場面で使用できる言葉です。

保冷は「低温のまま保つこと」。

こちらは温度を下げたりするわけではなく、現在の冷えている状況のまま温度を維持するという意味になります。

したがって、そこは冷却との違いになるのです。

「冷却」の意味

冷却とは、対象となるものを冷やすことです。

単に冷やす、温度を下げるという意味で使っていくので、日常的にやっている行為と言えるでしょう。

特に夏の時期には冷却と言える行為は多くがしているはずです。

そういったことをしないと、実際にいろいろな問題が噴出する可能性が出てきますから。

馴染みを感じやすい言葉でしょう。

「保冷」の意味

保冷とは、低温のまま保つことです。

最初から低温状態になっているケースにおいて、その状態を維持するという意味になります。

だから、保冷の場合には、温度を下げるといったことはしないということです。

ここに関しては冷却と区別できるポイントになるはずです。

温度をどのようにコントロールするかに違いがあると言えるでしょう。

「冷却」と「保冷」の用法や用例

「長く使っているゲーム機の場合、中の冷却のためのファンが壊れて回らなくなることがある。

その場合、ゲーム機が高温になりすぎて強制停止することがあるんだ。」

「保冷剤があれば、クーラーボックスの飲み物を常に冷やしておける。

こんなに暑い中でも、常に冷たい飲み物を飲むことができるというのは、本当に幸せなものだよな。」

冷却と保冷は微妙に意味が違う

冷却と保冷はなんとなく似ている感じがするでしょう。

しかし、実際は意味が微妙に違います。

冷却はそこそこ高い温度になっている状態から、温度を下げるという意味ですが、保冷は現在の状態で冷たいときに、その状態を維持するという意味で使います。

したがって、両者は一応意味の違いがあるので、ここについて理解しておく必要があります。

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