「真打ち」と「心打ち」の違い・意味と使い方・由来や例文

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真打ちは「落語家や講談師の身分において最上位の人物のこと」。

ただ、実際はこういった場面以外でも使われます。

力量が特に高くて、最も遅く登場する人物に対して使われるのです。

心打ちは「寄席などで、最後に登場する芸人のこと」。

したがって、意味は真打ちに近いです。

でも、心打ちの場合にはこういう場面以外ではほぼ使われません。

「真打ち」の意味

真打ちとは、落語家や講談師の身分において最上位の人物のことです。

本来は落語などの分野で使われていた言葉ですけど、現在ではそれ以外の場面でも普通に使用されます。

力量があって、特に最後の方に登場するような存在を真打ちと表現するのです。

ゲームにおけるラスボスのような存在に対して使っていく言葉と評価できると思われます。

「心打ち」の意味

心打ちとは、寄席などで、最後に登場する芸人のことです。

最後に出てくるという部分は真打ちの意味に近くなっていますけど、こちらは常に使えるわけではありません。

寄席などの場面に限定されるので、そこが真打ちとは違うでしょう。

真打ちも元々は場面は限定されていたものの、現在では幅広く使うことができます。

そこで区別をするといいです。

「真打ち」と「心打ち」の違い

「俺たちの軍団をやっつけるには、真打ちを倒すことが必要だ。

ただ、俺らの真打ちはそう簡単にはやっつけることはできないはずだ。

だからこそ、最後に登場するわけだよ。」

「寄席においては心打ちにやはり注目が集まる。

最後に出てくるわけだから、期待感は特に大きいと言えるだろう。

それだけプレッシャーを感じることになるわけだが。」

真打ちと心打ちは使用する場面が異なる

真打ちと心打ちはともに実力者で、最後の方に出てくるひとを指す言葉です。

真打ちは本来は落語などの分野で使われていましたけど、今ではいろいろな場面で使うことが可能と言えます。

心打ちに関しては主に寄席の分野で使われています。

したがって、使用する場面においてやや違いがあると言えるでしょう。

真打ちの方は割と有名な表現です。

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