「音信」と「音沙汰」の違い・意味と使い方・由来や例文

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音信は「誰かと通じている状況のこと、便りのこと」。

音信という言葉は、通常は音信不通といった表現で使用します。

特定の人と連絡がとれない、便りがない場面で使用するのです。

音沙汰は「特定の人の様子に関する知らせ、便りのこと」。

意味としては、音信にかなり近い状況となっています。

音沙汰はそのままの形で使いますが、否定の場合で使用するケースが多いです。

「音信」の意味

音信とは、誰かと通じている状況のこと、便りのことです。

特定の人と連絡が取れる状況を指しています。

しかし、実際は連絡が取れない状況である音信不通という表現がよく使われます。

そのため、音信に関しては、使い方が割と限定されている状況と言えるでしょう。

言葉としてはそこそこ有名なので、使う機会がどこかであるかもしれません。

「音沙汰」の意味

音沙汰とは、特定の人の様子に関する知らせ、便りのことです。

特定の人がどうなっているのかについて表すとき、または連絡をとるときに使われる言葉になります。

でも、実際は音沙汰がないという言い方をすることが多く、否定の形で使うことが非常に多い言葉になります。

だから、使用する場面は固定されやすいと言えるのです。

「音信」と「音沙汰」の用法や用例

「あの人は最近はずっと音信不通なんだ。

電話をかけても全然でないし。

何かあったのかもしれないけど、連絡をとりようがないから、どうしようもない状況なんだよ。」

「今度会う約束をした人から最近音沙汰がないな。

そろそろ連絡があってもいい頃だと思うんだけど。

もしかして忘れているとかかな。

こちらはから連絡をしてみるか。」

音信と音沙汰はほぼ同じ意味

音信と音沙汰はともに特定の人に関する便りという意味で使うことができます。

特定の人からの便りに関して言及する際に使うのです。

ただ、両者ともに便りがない、連絡がとれないなどのケースで使うことが多い表現になります。

音信不通、音沙汰がないなどの言い方が特に有名なので、そういった部分について頭に入れておくといいです。

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