「割り込む」と「入り込む」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

割り込むは「押し分けて無理矢理入ろうとすること」。

たいていは何らかの列に割って入ろうとする状況で使います。

あまりよくない行為とされているでしょう。

入り込むは「中にすっかりと入っていくこと」。

全体が特定の範囲の中に入っているようなケースで使う言葉です。

使用するシーンは割り込むとは異なると評価できるでしょう。

「割り込む」の意味

割り込むとは、押し分けて無理矢理入ろうとすることです。

こういった言葉は、たいてい列の中に入っていくケースで使います。

本来は順番通りに並ばないといけないのですが、それを破って列の途中に無理に入っていく状況は顕著になります。

割り込む人は現実的に多くはないですが、たまに見かける存在と言えると思われるのです。

「入り込む」の意味

入り込むとは、中にすっかりと入っていくことです。

対象のものが特定の中に完全に入ってしまうこと、すっぽりと入ってしまうケースで使っていく言葉になるでしょう。

意図してそうなる場合もあれば、意図しないでそうなる場合もあると言えます。

割り込むとはちょっと状況が異なっているため、基本的に使用する場面にも違いはあります。

「割り込む」と「入り込む」の用法や用例

「みんなが並んでいる中で、列の途中に割り込む人がいると、周囲から軽蔑の目で見られたり、文句を言われることはほぼ必至だろう。

そんな中で実際にそれができる人はある意味肝が据わっているけどね。」

「これだけ寒いと、布団の中に完全に入り込んでしまう。

身体が少しでもはみ出ていると、そこが冷たくなるから、身体を丸ごと布団の中に入れてしまうような感覚になるよね。」

割り込むと入り込むはシチュエーションが異なる

割り込むと入り込むはともにどこかに入るときに使いますけど、これらはシチュエーションの面で違いがあると言えます。

割り込むは列などの途中に無理矢理入るときに使いますけど、入り込むは対象が全部すっぽり入っている状況、隠れて見えないような状況で使っていくことが多いです。

そこについて特に覚えておくといいでしょう。

最新の記事はこちらから