熱気は「温度が高い気体のこと」。
単純に空気が熱く感じるという状況で使っていきますけど、熱気に関しては実際に熱い空気が漂っている状況以外でも使用することができます。
暑気は「夏の暑さのこと」。
夏は気候的に非常に暑い状況となりますけど、そのときに使っていくのが暑気という言葉になるのです。
こちらはややマイナーな表現と言えるはずです。
「熱気」の意味
熱気とは、温度が高い気体のことです。
特定の期待の温度が高いと言えるケースで使っていきますが、実際に使用されるときには、実際に温度が高い必要はなく、そんな感じがする程度の状況で構わないと言えます。
だから、重要なのは実際の温度ではなく、雰囲気という言い方ができるでしょう。
雰囲気的に熱気を感じるときに使います。
「暑気」の意味
暑気とは、夏の暑さのことです。
夏と言えば暑さが特徴的ですが、その気候を表したのが暑気という言葉になるわけです。
この暑気に関しては、毎年夏が来たときに使うことができますけど、実際に使用している人は決して多くありません。
熱気はそこそこ有名と言えるものの、暑気は知らない人も多くいるので、見聞きしづらい傾向にあります。
「熱気」と「暑気」の用法や用例
「このスタジアムは非常に多くの客さんがいる。
したがって、全体から熱気を感じるよ。
応援する人たちの声などによって、こちらとしても圧倒される感じだ。
この雰囲気はテレビでは味わえないだろうな。」
「夏の場合には暑いのは当たり前だが、ここまで暑気を感じるとはな。
真昼間だからしょうがない気もするけど、これが続くと思うと、外出する気がなくなってくるんだよね。」
熱気と暑気は使用する場面が異なる
熱気と暑気に関してはなんとなく似ている意味に見えるかもしれませんけど、使用する場面に違いがあります。
熱気は空気的に熱さを感じる場面であれば、常に使うことが可能ですけど、暑気は基本的に夏にしか使えないので、そこは覚えておきましょう。
でも、割と分かりやすい違いがあると言えるので、そこに関して知っておくといいです。