「あからさま」と「しらじらしい」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

あからさまは「わざとハッキリした嫌みを行うこと。」

「意図的」と言い換えると分かりやすい。

しらじらしいは「嘘を本当のことのように話すこと、それが相手に分かること」。

「バレバレ」と言い換えると分かりやすい。

「あからさま」は「ハッキリ」という意味ですが、嫌みや皮肉、批判がましいことなどを面と向かって言うことです。

「しらじらしい」は相手にバレバレの嘘を本当のように言うことです。

「あからさま」はハッキリのこと

「あからさま」は相手にハッキリわかるように嫌みや皮肉、批判的なことを言うことです。

普通は言えないことも、行ってしまうという攻撃的な行為になります。

「喧嘩を売られた」と誤解されることもあります。

赤の他人の迷惑行為があっても、見て見ぬふりをするのが良いのですが、「あからさま」に注意などしたら、暴力沙汰になりかねません。

「しらじらしい」はバレバレのこと

「しらじらしい」は嘘と分かるようなことを平気で話すことです。

相手にはバレバレの状態なのですが、あえて嘘のことを言うことです。

立場というものがあり、嘘と知りつつ嘘をつくことは良くあることです。

本気になりむきになるようでは救われません。

その人の置かれている立場を考慮しても嘘は嘘なので、救いがたい嘘つきとなります。

「あからさま」はハッキリ、「しらじらしい」は嘘つき

「あからさま」は言うことが憚られる内容でも、ハッキリと言ってしまうことです。

「しらじらしい」は相手に分かる嘘をつくことです。

どちらも話を聞く相手の感情は良くありません。

「あからさま」ではカチンと感じるですが、「しらじらしい」は呆れて怒りたくなります。

話している人に注意をすることは禁物です。

また、嘘と分かっていても咎めることは禁物なのです。

「あからさま」と「しらじらしい」とは

「あからさま」は言いにくいことや嫌みや皮肉、批判、注意などを面と向かって言うことです。

された方は気分を著しく害し、場合によっては喧嘩になってしまいます。

「しらじらしい」はバレバレの嘘を真面目に話すことです。

その人の置かれている立場があるにしても、嘘をつかれていることは不愉快極まりありません。

まして、本気で言うことは救いがたいと言えます。

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