「落花狼藉」と「乱暴狼藉」の違い・意味と使い方・由来や例文

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落花狼藉は「花が散り乱れること、ものが散乱している状況であること」。

本来はこういった意味ですけど、事態が混乱している、取り乱すという意味で使うこともあります。

乱暴狼藉は「荒々しい行いをして暴れたり、無法な振る舞いをすること」。

取り乱すような、事態が混乱するような状況に似ている面があると言えます。

そういう意味では、同じような意味と評価できるのです。

「落花狼藉」の意味

落花狼藉とは、花が散り乱れること、ものが散乱している状況であることです。

実際は花が散り乱れている状況という意味ではあまり使わないでしょう。

ものが散乱している、事態が混乱している、取り乱すといった意味で使用する可能性が高いです。

いろいろな意味が含まれているので、実際に使用できるシーンはそれなりに多い可能性があります。

覚えておきたい言葉になるのです。

「乱暴狼藉」の意味

乱暴狼藉とは、荒々しい行いをして暴れたり、無法な振る舞いをすることです。

暴れたりする状況において使う言葉ですから、落花狼藉と似たような光景に見える可能性はあります。

落花狼藉の場合には、取り乱すという言い方なので、そんなに騒がしい状況ではないかもしれませんが、似たような意味で使うことは一応可能なのです。

あとは無法な振る舞いという意味もある点は重要でしょう。

「落花狼藉」と「乱暴狼藉」の用法や用例

「俺の部屋はまるで落花狼藉みたいな状況だな。

いろいろなものが散乱していて、足の踏み場もない状況だよ。

なんとか早く整理整頓をした方がいいだろうな。」

「世の中には乱暴狼藉と言える振る舞いをする人間がいる。

そういう人は自分の身近にいるかもしれないから、常に注意をした方がいいだろう。

怪我をする可能性もあるからね。」

落花狼藉と乱暴狼藉はやや意味が違っている

落花狼藉と乱暴狼藉に関しては表記自体はちょっと似ているようにも見えますが、意味は同じではありません。

それぞれ取り乱す、荒々しい行動をするという意味があるため、似ている雰囲気は感じられますけど、違いがあると言えばあるとも評価できるでしょう。

あまり有名な言葉ではないので、何度も使用する可能性は低いと思われますが。

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