「疑心暗鬼」と「草木皆兵」の違い・意味と使い方・由来や例文

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疑心暗鬼は「ちょっとしたことまで疑ったり、恐ろしいと感じてしまう状況のこと」。

通常であればなんでもないことであっても、あることがきっかけで疑い深くなっているようなケースで使う言葉です。

草木皆兵は「恐怖が強すぎて、草や木まで敵の兵隊に見間違えること」。

恐ろしいという気持ちが存在しているので、疑心暗鬼にかなり近い意味になるはずです。

「疑心暗鬼」の意味

疑心暗鬼とは、ちょっとしたことまで疑ったり、恐ろしいと感じてしまう状況のことです。

通常であればなんでもないと感じることであっても、何か裏があるんじゃないかと思ってしまう、そういった状況に対して使用します。

たいていはそれ以前に何かしらの出来事が原因になっている可能性が高いですが、実際に疑心暗鬼の状態になると、何もかもが疑わしく思えてくるでしょう。

「草木皆兵」の意味

草木皆兵とは、恐怖が強すぎて、草や木まで敵の兵隊に見間違えることです。

状況としては疑心暗鬼にかなり近いのではないかと思われます。

だから、使用する場面はあまり変わらないと言えるでしょう。

でも、この草木皆兵という言葉は疑心暗鬼と比べるとかなりマイナーであると言えます。

そのため、使用頻度はどうしても下がってしまうと評価できるはずです。

「疑心暗鬼」と「草木皆兵」の用法や用例

「1度疑わしい出来事が起きると、それ以降はどうしても疑ってしまうよな。

無意識のうちに疑心暗鬼のような精神状態になっており、信頼できる状況ではなくなってしまうんだよ。」

「あまりにも恐怖心が強すぎると、草木皆兵のような状況になってしまう。

つまり、何でもないものを見間違えてしまうような状況になるということだ。」

疑心暗鬼と草木皆兵は同じような意味と言える

疑心暗鬼と草木皆兵は意味の違いはそこまでないでしょう。

何らかの出来事が原因により、精神状態がいつもとは違う状況になってしまうケースで使います。

疑い深くなるとか、恐ろしさを感じるとか、そういった点が特徴的なので、ここは覚えておく必要があります。

疑心暗鬼はそこそこ有名ですけど、草木皆兵はあまり知られていない言葉になります。

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