「むさ苦しい」と「暑苦しい」の違い・意味と使い方・由来や例文

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むさ苦しいは「だらしない、汚らしい状況であること」。

特定の状況に対する評価しての言葉になりますけど、ある場所を否定するときに使われることが多いです。

暑苦しいは「熱気がこもっていて、苦しいと感じられる状況のこと」。

こちらは本当に苦しさを感じるようなケースで使っていくのです。

暑いと言えるような部分が特徴でしょう。

「むさ苦しい」の意味

むさ苦しいとは、だらしない、汚らしい状況であることです。

特定の光景に対して使っていく言葉であり、一見したところかなり汚い、だらしないといった印象になった際に使います。

基本的にはネガティブなイメージの言葉で、言われた方としてはかなりショックでしょう。

そのため、実際に使うときには注意が必要になると言えます。

「暑苦しい」の意味

暑苦しいとは、熱気がこもっていて、苦しいと感じられる状況のことです。

こっちも不快感を覚えたときに使う言葉ですが、むさ苦しいとは意味が異なっています。

熱気を感じて、苦しいと言えるシーンで使うので、使用する場面は明らかに違っているでしょう。

ただ、暑苦しいという言葉は使える季節が異なっており、寒い時期にはほとんど使いません。

「むさ苦しい」と「暑苦しい」の用法や用例

「この部屋はちょっとむさ苦しくないか。

かなり汚くて、見た目の印象が相当悪いぞ。

1度綺麗に掃除などをした方がいいんじゃないかと思うんだよな。

そうすれば見違える状況になるだろうし。」

「この部屋は熱気がこもっていて、非常に暑苦しいな。

1度換気をした方がいいと思うし、エアコンなどを作動させないとこの部屋で過ごすのは無理だ。」

むさ苦しいと暑苦しいはどちらも気分が悪い状況

むさ苦しいと暑苦しいについてはかなり似たような状況を示していると言えます。

どちらも特定の状況に関して気分がよくないと感じられるケースで使っていくのです。

しかし、その中身については全く同じではないため、そこはまず理解しておいてほしいです。

どちらもそこそこ使われやすい言葉ですから、意味は理解しておきましょう。

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