「言いそびれる」と「言い損なう」の違い・意味と使い方・由来や例文

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言いそびれるは「言いたいことがまだあるのにそれを言えずに終わること」。

したがって、本人からすれば非常にもやもやする気分になっていると評価できるはずです。

言い損なうは「言おうと思っていたことを言うタイミングを逃すこと」。

言いたいことを言えなかったという意味では、言いそびれるとほぼ同じ意味になるでしょう。

「言いそびれる」の意味

言いそびれるとは、言いたいことがまだあるのにそれを言えずに終わることです。

こういう状況を表す言葉なので、本人からすれば非常にもやもやした気分が残る感覚になっているはずです。

しかも、その言えなかったことが今後再び言えるようになるチャンスがあるとは限りませんから、やはり本人としては言いたかった気持ちが強いはずです。

「言い損なう」の意味

言い損なうとは、言おうと思っていたことを言うタイミングを逃すことです。

したがって、言いそびれるに近い意味となります。

でも、言い損なうという表現は一般的にはほとんど使われません。

そのため、こういう言葉を見聞きしたことがある人はかなり少ないでしょう。

逆に言いそびれるという表現はかなり有名なので、ここは分かりやすい差になります。

「言いそびれる」と「言い損なう」の用法や用例

「明日は1日中就活をしているから、大学には行けないんだよな。

友達に言いそびれてしまったが、これについては後でメールを出しておけば理解してもらえるだろう。」

「あの人って、ずっと長々と喋っているから、こちらが話すタイミングが全くない。

したがって、質問をしたいと思っても全くできず、結局言い損なう状況になってしまったよ。」

言いそびれると言い損なうの意味はかなり似ている

言いそびれると言い損なうはどちらも言いたいことを言うことができなかったという意味で使っていきます。

したがって、意味はかなり似ていると評価できるはずです。

しかし、言いそびれるは言うのを忘れる、言い損なうはチャンスを逃すという意味で使用していくため、一応微妙な違いは存在していると評価できると思われますが。

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