後押しは「荷車などを後ろから押すこと、助力をする人のこと」。
一般的には後者の意味で使われることが多く、前者の意味はややマイナーであると評価できるでしょう。
力添えは「誰かのために力になること」。
後押しと同じような意味を持っている状況ですが、力添えに関しては目上の人から助けてもらったときにも使うことがあります。
「後押し」の意味
後押しとは、荷車などを後ろから押すこと、助力をする人のことです。
基本的には助力をするという意味で使われることが大半と言えます。
何かを頑張っているときに、その助けとなるようなものに対して後押しと表現するのです。
別の力が加わることにより、物事の達成がより容易になると言えるので、そこはポイントと評価できます。
「力添え」の意味
力添えとは、誰かのために力になることです。
力添えという表現は基本的には誰かのタメに自分が力になってあげるという意味で使っていくのですが、お力添えという言い方をするときには意味がやや変わります。
というのも、この場合には他人から力を貸してもらったという意味で使われる表現になるので、そこに関しては特に知っておく必要があるでしょう。
「後押し」と「力添え」の用法や用例
「今回はみんなの後押しがあったおかげで、こうして無事にやり遂げることができた。
一人ではこういう状況に至ることは無理だっただろう。
そういう意味では本当に会社している。」
「誰かの力添えになるというのは、なんとなく充実感があるものだな。
自分としては苦労をしただけで、対価を得たわけではないが、なんとなく気分がいいんだ。」
後押しと力添えはほぼ同じ意味
後押しと力添えに関しては、意味の違いはあまりありません。
ともに誰かのために何かをするという意味であり、特定の人の力になってあげるという意味なのです。
したがって、実際に使っていく場面においても差はないと評価できるでしょう。
でも、力添えはお力添えという言い方もあり、このときにはちょっと意味が変わるので注意です。