「定期的」と「定常的」の違い・意味と使い方・由来や例文

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定期的は「一定の間隔で何かが発生すること」。

一定の間隔ごとに何かの出来事が起きる、または何かの行為をするときに使う言葉です。

どれくらいの間隔かは不明ですけど、間隔自体は毎回ほぼ同じです。

定常的は「一定の間隔で、特に変化がない状況であること」。

一定の間隔で、その間隔自体に変化がないようなケースで使っていく言葉なので、定期的と意味は変わりません。

「定期的」の意味

定期的とは、一定の間隔で何かが発生することです。

ずっと同じ状況が続くわけではないものの、一定の同じ感覚で何らかの状況が起きるというケースで使っていきます。

意図してそういう状況にする場合もあれば、偶然そうなってしまうケースもあるので、いろいろなケースで使用できる言葉です。

知名度も高く、誰もが知っていると言えます。

「定常的」の意味

定常的とは、一定の間隔で、特に変化がない状況であることです。

意味としては、定期的にかなり似ているように見えるでしょう。

実際に一定の間隔という部分は完全に共通ですから。

したがって、意味としては全く同じという言い方ができるはずです。

しかし、定常的の場合、知名度があまり高くありませんから、頻繁に使用されることは少ないです。

「定期的」と「定常的」の用法や用例

「このテレビ番組は定期的にやっているが、かなり面白いから、その都度視聴してしまうんだよ。

できれば毎日やってほしいと思うが、さすがにそれは無理だろうな。」

「最近は雨がよく降るな。

定常的に降っている印象で、晴れた日を見た記憶がほとんどないんだよ。

この時期は雨がよく降るから仕方ないとは思うものの、うんざりするんだよな。」

定期的と定常的は意味はほぼ変わらない

定期的と定常的に関しては意味は特に変わらない状況となっています。

どちらも一定の間隔で何かが発生する状況となっており、意味においては大差ない状況と言えます。

でも、通常は定期的という言葉が使われ、定常的という言い方はほぼされません。

どうしてもマイナーな表現になるので、そういった部分はきちんと理解しておきましょう。

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