窮途末路は「苦境にいることで完全に行き詰まり、逃れようもない状態であること」。
現在の苦しい状況から逃れる術がないと言えるようなケースで使っていく言葉になります。
かなり難しい表現になるでしょう。
山窮水尽は「非常に苦しい立場に陥って、どうすることもできない状況になること」。
窮途末路とほぼ同じような意味です。
現状を打開する術がないと言えるシーンにおいて使っていくのです。
「窮途末路」の意味
窮途末路とは、苦境にいることで完全に行き詰まり、逃れようもない状態であることです。
苦境がかなり厳しい状況であると、そこから逃れることは非常に難しいと言えます。
実際、どうしようもないと感じるような苦境があると思われますが、そのようなときにこういう言葉を使用していくことになります。
長い人生の中では、まさに窮途末路のような場面があるのではないかと思われるのです。
「山窮水尽」の意味
山窮水尽とは、非常に苦しい立場に陥って、どうすることもできない状況になることです。
こういう意味となっているので、そこまで変わらない状況と言えます。
困難な状況を脱することができないので、もうお手上げとも言える状況であり、諦めの気持ちが芽生えてきたときに使う言葉でしょう。
でも、何の手段もないようなケース自体がかなり稀なので、実際に使っていく機会は少ないと思われます。
「窮途末路」と「山窮水尽」の用法や用例
「窮途末路の状況になってしまうと、もはや成す術が全くない状況と言える。
我々はこのまま降参するしか道がないと言えるのではないか。
他に何も思いつかない状況だ。」
「現状は山窮水尽と言ってもいい光景だろう。
はっきり言って、事態を打開するための手段は何も残されていない。
だから、諦めるしかできない状況なのだろう。」
窮途末路と山窮水尽は意味はほぼ変わらない
窮途末路と山窮水尽に関しては、意味の違いはほぼないと言えると評価できます。
どちらもかなりのピンチに陥っており、その状況を打開する方法が存在しないと言えるケースで使っていきますから。
したがって、こういった言葉においては意味の違いはなく、区別がしづらい状況になるのです。
そこは知っておくといいと思われます。