「てんこ盛り」と「盛沢山」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

てんこ盛りは「ごはんを山盛りにすること。」

「ごってり」と言い換えると分かりやすい。

盛沢山は「バラエティに富んだものを多く揃えること」。

「たくさん」と言い換えると分かりやすい。

「てんこ盛り」も「盛沢山」も「たくさん、多くの」と言う意味があります。

裏には「欲張り、過剰な、行き過ぎ」と言う気持ちが潜んでいるのです。

「てんこ盛り」はご飯や食べ物を山盛りにすること

「てんこ盛り」は茶碗にご飯や食べ物を山盛りにすることです。

一説では「てんこつ・天骨」と言う「山の上」を意味する方言から来ていると言われます。

高く盛ることですが、良い意味で沢山のものを集めることも「てんこ盛りだな」と言うことがあります。

「ものが多い」と言う意味で使います。

類語としては「だっぷり、たんまり、たんと、大量の」などがあり「内容が盛沢山」のことも言います。

「盛沢山」は「内容が多いこと」

「盛沢山」は「内容が多く充実していること」を言います。

例えばある企画を考えた場合、一つ二つの催しでは足らず、関連したものを採り入れて充実させると「盛沢山だ」と評価されるのです。

祭やコンサート、ライブなどでも同じことで、飽きさせない内容になり、欲張り感、過剰感、行き過ぎ感などがあることが狙いとなります。

「てんこ盛り」も「盛沢山」も欲張ること

「てんこ盛り」のごはんや食べ物は食べるのが大変と思わせる盛り付けで、そのような定食や食事を売りものにしている飲食店もあります。

欲張り企画と言えるものです。

「盛沢山」は企画内容について使われますが、「てんこ盛り」と同じで「欲張り感」があるものです。

「今回の催しは盛沢山の内容をご用意して皆様方をお待ちしています」と使います。

「てんこ盛り」と「盛沢山」とは

「てんこ盛り」は一説では方言の「天骨・てんこつ・山の上の意」から転じた言葉になります。

ごはんや食べ物を山盛りにすることです。

転じて「沢山の」と言う意味で使われます。

「盛沢山」も良く使われる言葉で、「沢山の、多くの」と言う意味になります。

これらには「過剰感、行き過ぎ感、欲張り感」が根底にはあるのです。

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