「自業自得」と「自縄自縛」の違い・意味と使い方・由来や例文

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自業自得は「自身が行った行為の報いを自身が受けること」。

一般的には悪い意味で使われる言葉ですけど、いい意味で使うこともできるので、そこは知っておく必要があります。

自縄自縛は「自分の言動により、自由な身動きとれなくなって苦しむこと」。

自分の言動で自分が苦しむということなので、自業自得に近いですが、こちらは悪い意味でしか使用されません。

「自業自得」の意味

自業自得とは、自身が行った行為の報いを自身が受けることです。

一般的には悪い意味で使用されることが多いですが、いい意味で使うことも可能です。

いいことをしたのだから、その恩恵を自分が受けるといったシーンでも使用できる言葉になります。

だから、意外と実際に使っていける場面は多くあると評価できるはずです。

かなり有名な表現なので、いろいろな機会で見聞きすると言えます。

「自縄自縛」の意味

自縄自縛とは、自分の言動により、自由な身動きとれなくなって苦しむことです。

自分の言動が自分を苦しめるということで、自業自得に似ている意味ではありますけど、こちらは悪い意味でしか使うことができない点が特徴です。

したがって、自分にプラスの作用をもたらすと言える場面では全く使うことができませんから、そこに関しては覚えておく必要があります。

「自業自得」と「自縄自縛」の用法や用例

「中古の品を買うと、どうしても壊れるのは早いよな。

できるだけ安いものの方がいいと思って買ったのだが、これは失敗だったかもしれない。

完全に自業自得だ。」

「今回のテストでは絶対に100点をとると友達に宣言をしてしまったため、相当勉強をしないといけない羽目になってしまった。

こんなこと言うんじゃなかった。

まさに自縄自縛の状況だ。」

自業自得と自縄自縛は意味が似ている

自業自得と自縄自縛はともに自分の言動などがきっかけで、特定の結果が生じるという意味で使います。

でも、自業自得はいい意味でも使える点が特徴です。

一方で、自縄自縛は基本的に悪い意味でしか使えませんから、そこに関しては特に知っておく必要があります。

両者は一応の違いと言える部分がとりあえずあると評価できるのでしょう。

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