「赤手空拳」と「徒手空拳」の違い・意味と使い方・由来や例文

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赤手空拳は「手には何の武器も持たないで、敵などに立ち向かうこと」。

素手でなんとかしようとする状況を表していますが、誰の力も借りないで物事を成し遂げようとする意味でも使われます。

徒手空拳は「素手で敵に立ち向かうこと、必要なものを持たずに何かをしようとすること」。

両方の意味で使用していきます。

後者に関しては特徴的な意味になるので、特に覚えておいた方がいいです。

「赤手空拳」の意味

赤手空拳とは、手には何の武器も持たないで、敵などに立ち向かうことです。

要するに丸腰の状態で戦いに挑んでいくという意味の言葉になります。

人によっては無謀とも思えるようなスタイルで敵と戦っていくわけで、現実的にはあまり見られない光景と評価できるでしょう。

ただ、この言葉についてはそんなに有名とは言えませんから、実際に使う機会は少ないです。

「徒手空拳」の意味

徒手空拳とは、素手で敵に立ち向かうこと、必要なものを持たずに何かをしようとすることです。

意味は赤手空拳とほとんど変わらないでしょう。

武器と言えるものを持たないで敵に立ち向かうという状況ですから。

ただ、こちらに関しては必要なものを備えない状況で、何らかの物事を行うという意味もありますから、そういった部分で違いは認識しやすいかもしれません。

「赤手空拳」と「徒手空拳」の用法や用例

「あいつに赤手空拳で挑むのはあまりにも無謀だろう。

何かしらの武器を持って行ったとしてもちょっと厳しいんじゃないかと思えるくらいだからな。

考え直した方がいいって。」

「徒手空拳でいきなり始めるのはマズイだろう。

ちゃんと必要なものは何か調べて、そのうえでちゃんと用意してから始めていかないと、成功確率はかなり低いと思うぞ。」

赤手空拳と徒手空拳はほぼ同じ意味

赤手空拳と徒手空拳はどちらも素手で敵に立ち向かうという意味があります。

だから、両者は同じような意味に見えるはずです。

ただ、徒手空拳については、何かを始めるにあたって、必要なものを用意しないという意味もあります。

だから、赤手空拳と徒手空拳は全く同じではないと言えるので、そこについては覚えておくといいでしょう。

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