「ぼやき」と「繰り言」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

ぼやきは「不平不満を口でぼそぼそと言うこと」。

「愚痴」と言い換えると分かりやすい。

繰り言は「不平不満を何回も繰り返して言うこと」。

「繰り返し」と言い換えると分かりやすい。

「ぼやき」は「ぼやく」の名刺で、ぼそぼそと言うことです。

ハッキリではなく、「聞えよがしに小声で言うこと」です。

「繰り言」も同じ愚痴ですが、幾度も言うことを言います。

「ぼやき」はつぶやきのこと

「ぼやき」は「ぼやく」の名詞形ですが、語源としては「つぶやく」から「ぶやく、ぼやく」となったものと考えられます。

不平や不満、愚痴は大きな声では言いませんから、呟くように、しかし、周囲に聞こえるように言うことです。

「聞えよがし」と言うことです。

人に聞こえることが不平不満のはけ口なのですから、一人言をぶつぶつ言うことではないのです。

「繰り言」は繰り返す後悔のこと

「繰り言」は不平不満が強く、何回でも言いたくなることです。

「ぼやき」より程度は強くなり、人に聞かせることを何回も行なうことです。

不平不満と言うよりは「後悔を込めた愚痴」になることが多く、「こうしておけばよかった」と言うたぐいのものです。

自分自身への不満ですから、自責の念や後悔と言うことになり何回も言いたくなるのです。

「ぼやき」はの批判批判、「繰り言」は人生の後悔のこと

「ぼやき」は仕事などでの不平不満ですから、批判的なことになり「聞えよがし」に言うことです。

「忙しが分からないのか分からないのか」「あんな言い方はないよな」「こうすればもっと良くなるのに」「ああ、疲れた」など様々です。

「繰り言」は後悔ですから、人生の後悔や失敗などを繰り返して人に話すことです。

「子供が生きていれば今何歳になる」などと話すことです。

「ぼやき」と「繰り言」とは

「ぼやき」は「つぶやき」が変化した言葉になり、不平不満を呟くことです。

「聞えよがし」に言うことも多く、それが不満解消のはけ口とも言えます。

批判がましいことが多い内容になります。

「繰り言」は後悔の念や自責の念から行うもので、自分に対する不満と言えますから幾度となく話したくなるのです。

「ぼやき」と「繰り言」では不平不満の内容が異なります。

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