「一路平安」と「一路順風」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

一路平安は「旅立つ人の途中の平安を祈って言う言葉のこと」。

会話の中で出てくるわけではなく、旅をする前に多くが祈りの意味でつぶやく言葉と言えます。

おまじないの一種と評価できるでしょう。

一路順風は「船が追い風に帆を上げてひたすら進むように、道中の無事を祈って旅立つ人にかける言葉のこと」。

つまり、こちらは自分でつぶやくのではなく、他人からかけてもらう言葉です。

「一路平安」の意味

一路平安とは、旅立つ人の途中の平安を祈って言う言葉のことです。

これから何らかの旅を行おうとする人が、その無事を祈ってつぶやく言葉であると言えます。

したがって、自分自身に対して言うようなセリフであり、そこがポイントと言えるでしょう。

旅出るシーンでしか使わない言葉なので、滅多に見聞きするようようなものではないと言えます。

だから、馴染みは感じづらいと評価できます。

「一路順風」の意味

一路順風とは、船が追い風に帆を上げてひたすら進むように、道中の無事を祈って旅立つ人にかける言葉のことです。

こちらも旅の無事を祈るような言葉と言えますが、こちらは周りの人たちが旅立つ人に対して言うセリフであり、そこが大きなポイントです。

一路平安と似ている表現ではあるものの、区別できるポイントはちゃんとあるので、ここに関して覚えておくといいと言えます。

「一路平安」と「一路順風」の用法や用例

「今回の旅は非常に険しいものになる可能性が高い。

したがって、きちんと気を引き締めながら挑んでいかないといけないだろう。

そのうえで一路平安を祈っていきたいと思うんだ。」

「今回の旅はかなり大変そうに見える。

したがって、あの人が無事でいられるかは非常に心配になってくるんだ。

ここは一路順風を願っておかないといけない。」

一路平安と一路順風は微妙な違いがある

一路平安と一路順風はともにこれから行う旅の無事を祈る際に使う言葉であると言えるでしょう。

したがって、両者は非常に似たタイミングで使っていくと言えるはずです。

しかし、一路平安は旅をする本人が自分に向けて使うものの、一路順風は旅をする人に向かって、周りの人間が使うため、そういった部分で区別をすることができます。

最新の記事はこちらから