明けの明星は「明け方に光り輝いて見える金星のこと。」
「金星」と言い換えると分かりやすい。
宵の明星は「夕方に光り輝いて見える金星のこと」。
「一番星」と言い換えると分かりやすい。
金星は太陽を周回する惑星の一つですが、周回軌道は地球のそれより太陽に近いのです。
表面は分厚い雲に覆われているため、太陽の光を強く反射して輝きます。
「明けの明星」は金星のこと
「明けの明星」と親しまれている星は金星が輝いている様子のことです。
金星は夜には見ることができません。
その理由は太陽と地球の間にあるからです。
地球が夜の間は地球の裏側に位置するため見えないのです。
また、昼間は太陽の光に遮られ他の星と同様見ることは不可能なのです。
夜と昼の境目の明け方や夕暮れにのみその姿を表すのです。
「宵の明星」も同じ金星
「宵の明星」もまた、金星なのです。
「明けの明星」と同じ理屈で姿を表します。
薄暗い中に最初に輝く一番星なので、昔から親しまれています。
太陽、月の次に明るい天体になります。
細い三日月と同時に見られることもあり、国旗になっている国もあります。
表面は二酸化炭素の雲に覆われているため、温暖化が進み460度となっているのです。
これは太陽に近い水星より高いのです。
「明けの明星」も「宵の明星」も同じ金星のこと
「明けの明星」と「宵の明星」は季節により出現したりしなかったりをしています。
2022年春から夏にかけては「明けの明星」としてみることが出来ます。
当然「明の明星」は東の空に、「宵の明星」は西の空に見られます。
必ず太陽が昇る直前か沈む直後の薄明るい時が見ごろになります。
また、「金星」は月と同様に満ち欠けをすることは知られています。
「明けの明星」と「宵の明星」とは
「明けの明星」と「宵の明星」は同じ金星のことです。
地球より内側の周回軌道を通り太陽の回りを公転していることで、見える時期が限定されているのです。
太陽と金星と地球の位置関係が影響しています。
稀に太陽面を通過している金星が黒い影として観測されることがあります。
最初に見られる星、一番星、最後まで見える星などになり、昔から親しまれています。