「不詳」」と「未詳」の違い・意味と使い方・由来や例文

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「不詳」」は、詳しく分からないことです。

英語では「unknown」で表されます。

「作者不詳の」は「of unknown authorship」「anonymous」です。

「身元不詳の死体」は「an unidentified corpse」です。

「未詳」は、まだはっきりと分からないことです。

英語では「unknown」「unidentified」で表されます。

「不明の」という意味の場合「unknown」を使います。

「未確認の」という意味の場合「unidentified」です。

「事故の負傷者の名前は未詳です」は「Those injured in the accident have not yet identified」です。

「不詳」」の意味

「不詳」は、つまびらかでないことです。

詳しく分からないことです。

はっきり分からないことです。

以下のように使います。

作者不詳 年齢不詳 身元不詳の遺体

< anonymous>
①匿名です。

名前が明かされないことです。

②名前が分からないことです。

名前が知られていないことです。

③特徴のない、ありふれたことです。

「匿名の手紙」は「an anonymous letter」です。

「筆者不明の本」は「an anonymous book」です。

「未詳」の意味

「未詳」は、まだつまびらかでないことです。

正確なことが分からないことです。

まだはっきりと分からないことです。

以下のように使います。

作者未詳 語源未詳 没年未詳

< unknown >
形容詞では、「未知の」「未確認の」「前例のない・めずらしい」という意味です。

「事故の原因は不明だ」は「The cause of the accident is unknown.」です。

< unidentified >
「未確認の」「身元不明の」「正体不明の」「名前が伏せてある」という意味です。

「情報源は確かでない」は「from an unidentified source」です。

<関連語>

「藪の中」は、当事者の言い訳が食い違っていて、事の真相が解らない状態をいいます。

「真相は藪の中だ」のように使います。

「掴みどころが無い」は、理解したり判断したりするための手がかりがないことです。

「つかみどころのない人」「彼の話はどうも掴みどころが無い」のように使います。

「雲を掴む様」は、物事が漠然としてとらえどころのないさまの形容です。

「雲をつかむような話だ」のように使います。

「不詳」」は 詳しく分からないこと、「未詳」は まだはっきりと分からないことです。

「不詳」」「未詳」は、類語です。

「藪の中」「掴みどころが無い」「雲を掴む様」は、これらの言葉の関連語です。

共通する意味は「分からないこと」です。

「不詳」は、はっきりと、あるいは詳しくは分からないことです。

つまびらかでないことです。

「未詳」は、今のところまだはっきりと分からないことです。

正確なことが分からないことです。

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