「受け持つ」と「請け負う」と「つかさどる」の違い・意味と使い方・由来や例文

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「受け持つ」は、割り振られた仕事を担当することです。

英語では「be in charge of」「take charge of」で表されます。

「来年一年生を受け持ってもらえますか」は「Will you take charge of the first-year students next year?」です。

「請け負う」は、日限・報酬などを取り決めて仕事を引き受けることです。

英語では以下のように表されます。

「岩田建設がこの工事を請け負っている」は「The Iwata Construction Company has received the contract for this work.」です。

「小川組にこの工事を2千万円で請け負わせた」は「We contracted this work out to Ogawa Company for twenty million yen.」です。

「つかさどる」は、役目として担当することです。

英語では以下のように表されます。

「公務を司る」は「handle official business」です。

「経理を司る事務員」は「a clerk in charge of accounting」「an accounts clerk」「a bookkeeper」です。

「受け持つ」の意味

「受け持つ」は、引き受けて事を行うことです。

割り振られた仕事を自分の職務として行うことです。

担当することです。

担任することです。

狂言の若菜に「頼うだお方の受け持たせられた程に」とあります。

以下のように使います。

演奏会で打楽器を受け持つ 三年生を受け持つ 都内を受け持つ
会計係を受け持つ 販売部門統轄を受け持つ 年に一度はその仕事を受け持つことになる

「請け負う」の意味

「請け負う」は、引き受けることです。

特に、その仕事の完成に責任を持ち、一定の報酬を得て仕事を引き受けることです。

日限・報酬などを取り決めて仕事を引き受けることです。

以下のように使います。

その高層マンションの工事を請け負う その国際会議の準備は彼が一手に請け負っている
別の会社に請け負ってもらう 道路工事を請け負う

<関連語>
「請け合う」は、主として仕事をやり遂げることや、その経費・期限などを約束する時に用いられます。

「今月中に工事を終えることを請け合うよ」「大丈夫だ、私が請け合う」のように、「確かであると保証する」という意味もあります。

「つかさどる」の意味

「つかさどる」は、以下のような意味です。

①官職として担当することです。

役目として担当することです。

神代記に「汝が祭祀を司らむは」とあります。

②「支配する」「統率する」という意味です。

以下のように使います。

備品の管理をつかさどる 議事進行をつかさどる
総務課は、会の運営の事務をつかさどる 神が人の運命を司る

<その他の類語>
「引き受ける」は、各種のことに対して用いることができます。

また、「他人の負債を引き受ける」「取引上の損失は会社で引き受ける」のように、「自分のこととして受け持って処理する」という意味を表します。

さらに、「身元を引き受ける」のように、「人物の行状を保証する」という意味もあります。

「受け持つ」は 割り振られた仕事を担当すること、「請け負う」は 日限・報酬などを取り決めて仕事を引き受けること、「つかさどる」は 役目として担当することです。

「受け持つ」「引き受ける」「請け負う」「つかさどる」は、類語です。

「請け合う」は、これらの言葉の関連語です。

共通する意味は「役目や仕事として担当すること」です。

「受け持つ」は、仕事や職務を自分の責任範囲として受けて扱うことをいいます。

大きな仕事の全体をいくつかのまとまりに分けて、その中の一つを自分の役目として責任をもって行う場合に使います。

「請け負う」は、日限・報酬などを取り決めた上で仕事をおこなうことです。

「つかさどる」は、役目としてそのことにあたり、責任をもって仕事することをいいます。

「受け持つ」とは異なり、「全体の中のある部分を担当して引き受ける」という意味合いはありません。

「司る」「掌る」とも書きます。

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