「秋」と「麦秋」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

秋は「夏から冬にかけての季節のこと。」

「オータム」と言い換えると分かりやすい。

麦秋は「麦が生育する季節のこと」。

「初夏」と言い換えると分かりやすい。

「秋」は四季の一つで夏から冬にかけての季節のことを言います。

初秋、中秋、晩秋の三つに分ける事をします。

「麦秋」は少し異なり、麦がたわわに実る頃を言い、「秋」ではなく「初夏」に相当する季節のことを言います。

「秋」は飽きるが語源

「秋」は夏も終わり涼しく感じられる頃で、収穫の時期、祭りの時期で充実した頃でもあります。

「芸術の秋」「食欲の秋」「実りの秋」「スポーツの秋」などの言葉もあります。

「秋」は昔から詩歌に詠まれた時期でもあり、秀逸な和歌も多く残されています。

「秋」は稲をあらわす禾偏であり「飽きる」から来た言葉と言う説があります。

「麦秋」は初夏のこと

「麦秋」は麦が実る頃を言いますから、初夏となり、「秋」ではなく夏なのです。

麦は前年の秋に種まきを始めます。

冬の時期には霜柱対策もあり麦踏みを行います。

初夏の頃には成長した青い麦がたわわに実ります。

収穫は小麦色になった頃になり、夏になります。

麦は米の裏作として栽培されるものです。

「夏の麦、秋の米」と言うことです。

「麦秋」は「秋」でなく「夏」のこと

「麦秋」は「夏」それも「初夏」のことで、「秋」ではありません。

「麦秋」は「ばくしゅう」と読み「麦の秋」とも言います。

「夏」の季語ですから、紛らわしいのです。

麦にはいろいろな種類があり、大麦、小麦と分けられ、食用麦は小麦や小粒の六条麦、大粒の二条麦、裸麦を言います。

ライ麦など他の種類は飼料として使われます。

「秋」と「麦秋」とは

「秋」は四季の一つで夏から冬にかけての季節のことです。

一年で最も充実した季節とされ、米の収穫を始め五穀豊穣の頃で「実りの秋」と言います。

芸術やスポーツも盛んになります。

秋まつりも全国で行われるのです。

「麦秋」は初夏から夏にかけての時期で、前年の秋に種まきをした麦が実り収穫が出来ます。

また、「夏」の季語となります。

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