「逆効果」と「裏目」の違い・意味と使い方・由来や例文

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逆効果は「ある効果を狙ったにもかかわらず、その効果とは真逆の結果を生んでしまう状況のこと」。

たいていの場合にはプラスの効果がマイナスの効果になってしまったというケースで使っていくことになるでしょう。

裏目は「当初の予想とは逆の結果を生んでしまう状況のこと」。

特定の行為をしたときに発生すると思われた結果の真逆の結果が生じてしまうということで、かなり予想外の光景に対して使っていく言葉になります。

「逆効果」の意味

逆効果とは、ある効果を狙ったにもかかわらず、その効果とは真逆の結果を生んでしまう状況のことです。

狙った効果が出なかっただけではなく、狙った効果とは真逆の結果が出たというケースで使うため、当事者にとってみれば驚きであるとともに、非常に望ましくない状況であると言えるでしょう。

こういったことは普通にありえるはずです。

「裏目」の意味

裏目とは、当初の予想とは逆の結果を生んでしまう状況のことです。

当初こうなると思っていた予想とは真逆の結果に落ち着いてしまうという状況なので、当事者にとってみればまさかと言える光景であり、同時に望ましくない光景とも評価できます。

意味としては逆効果とそんなに変わりません。

だから、区別するのは難しいかもしれないです。

「逆効果」と「裏目」の用法や用例

「この企業のCMは大炎上してしまって、完全に逆効果だったのではないか。

商品が売れるどころか、不買運動まで起きている状況だからな。

何のために宣伝したのやらという状況だよ。」

「エンドランでチャンスを拡大しようと思ったものの、結果的にはダブルプレーとなってしまい、チャンスが一気に消えた。

完全に裏目となってしまった。」

逆効果と裏目は予想外かつ望ましくない状況を生むという意味の言葉

逆効果と裏目に関しては、どちらも当事者にとっては予想外と言え、かつ望ましくな結果をもたらしたときに使う言葉です。

つまり、意味はそんなに変わりません。

同じようなシーンで使っていくことが可能と言えるでしょう。

どちらも日常生活で割と使用する言葉ですから、しっかりと意味を理解しておいた方がいいと言えるはずです。

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