「そんじょそこら」と「そこいら」の違い・意味と使い方・由来や例文

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そんじょそこらは「その辺、そのあたりを強調した意味のこと」。

基本的にはその辺という、何気ない、日常的な範囲を示す言葉ですが、たいていは否定の形で使うことになり、その辺にはいない、存在しないとった意味になるのです。

そこいらは「漠然とその辺を表す意味のこと」。

その辺、そのあたりを意味しているので、結局はそんじょそこらと同じような言葉と言えるのです。

「そんじょそこら」の意味

そんじょそこらとは、その辺、そのあたりを強調した意味のことです。

だいたいその辺といった曖昧な指定をしたいときによく使われる言葉であると言えるでしょう。

特別な場所という扱いをしたいときに使用されることが多いので、実際に使われる機会としてはあまり多くありません。

日常生活において見聞きする機会もほとんどないと評価できると思われます。

「そこいら」の意味

そこいらとは、漠然とその辺を表す意味のことです。

意味としては、そんじょそこらとあまり変わりません。

しかし、こちらは強調する意図はないので、いろいろなケースで使われますし、場面を限定する必要もないと言えるでしょう。

でも、そこいらという表現はたいていは男性が使います。

女性が使用するケースはかなり少なく、まず見聞きしないのではないかと思われるのです。

「そんじょそこら」と「そこいら」の用法や用例

「こいつは本当にすごいマジックのテクニックを持っているんだ。

そんじょそこらの素人とはわけが違う。

金をとってもいいと思えるくらいの技を持っているんだぜ。」

「君たちに運んできてもらった荷物だけど、今のところ保管しておく場所がないから、とりあえずそこいらに置いといてくれるかな。

あとでこちらでちゃんと移動させておくよ。」

そんじょそこらとそこいらは意味は大して変わらない

そんじょそこらとそこいらに関しては、その辺、そのあたりを意味する言葉なので、両者ともに同じような意味と評価できます。

ただ、そんじょそこらは強調する意味があるので、そこは特徴的です。

また、そこいらという表現は主に男性が使うもので、女性が使用することはほとんどないと思われるので、そこも覚えておくといいでしょう。

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