顧問は「企業や団体、政府などから依頼を受け、専門的な知識や経験を使って補佐や指導をしていく役職のこと」。
こういった意味で使われる一方で、学校の部活動の管理責任者という意味も存在しています。
相談役は「豊富なビジネス経験や広い人脈を使いながら、経営判断をする際に社長などに対してアドバイスをする役職のこと」。
主にビジネスにおいて使われる言葉です。
顧問と同じようなシーンで使用できる言葉になります。
「顧問」の意味
顧問とは、企業や団体、政府などから依頼を受け、専門的な知識や経験を使って補佐や指導をしていく役職のことです。
こういった場面で使用される言葉ではありますが、学校における部活動の管理責任者という意味で使われる方が、どちらかと言えばメジャーであり、多くの人たちにとっては馴染みがあるでしょう。
部活動を経験したことがある人ならば、何度も聞いたことがある言葉になるはずです。
「相談役」の意味
相談役とは、豊富なビジネス経験や広い人脈を使いながら、経営判断をする際に社長などに対してアドバイスをする役職のことです。
こういった意味があるので、相談役に当たる人物は会社の社長と対等に近い立場にあると評価できるでしょう。
ビジネスに直接かかわるわけではないものの、非常に重要な役割をこなしている存在になっています。
「顧問」と「相談役」の用法や用例
「俺は政府や企業などから依頼を受けて、専門的な仕事に当たっていくことが多い。
いわゆる顧問といった言い方をされる仕事を日々行っている状況だろうか。」
「この会社には社長が非常に信頼を置いている相談役がいる。
この相談役のおかげで、社長の経営判断はこれまでとても合理的なものがとられてきた。
これからも活躍が期待されるだろう。」
顧問と相談役は行っている仕事はかなり近い
顧問と相談役については、ともにそれまでの経験や専門的な知識などを生かして仕事に当たる人たちを指しています。
両者は特定の人たちに対してアドバイスなどをしていく立場の人間なので、区別をしていくのは難しいと評価できるでしょう。
ただ、顧問はいろいろな機会で仕事をする可能性がありますが、相談役は会社の社長の経営判断などの場面が特に多いです。