「水冷」と「空冷」との違い・意味と使い方・由来や例文

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水冷は「水を使って熱源を冷却する方式のこと」。

「水冷式」と言い換えると分かりやすい。

空冷は「空気を使って熱源を冷却すること」。

「空冷式」と言い換えると分かりやすい。

「水冷・空冷」は様々な分野で使われている冷却方式のことです。

例えば、自動車のエンジンや機械の冷却装置、パソコン、エアコンなどに応用されています。

「水冷」は液体の冷媒を使用

「水冷」は水や冷媒と言う液体を熱源に送り込み、熱を吸収して排出し熱くなっている冷媒を冷やすことでまた循環をします。

循環方式の他、海に排出する方式もあります。

エンジンや機械冷却などは循環方式を取っているものがあります。

自動車のラジエーターやチラーの熱交換器で熱くなった液体の冷媒から熱を除去するのです。

「空冷」は冷媒が空気

「空冷」は水冷で使う液体の冷媒に代わり空気を使用する方式です。

外部から空気を熱源に送り込み、熱を空気に移動させます。

熱くなった空気は外部に排出されます。

車の一部車種やオートバイ、家庭用エヤコンなどに使われています。

他にもパソコンや内陸型の原子力発電所でも使われます。

冷媒が空気やガスのため冷媒液や配管の必要はありませんが、効率は水冷式に劣ります。

「水冷」にも「空冷」にも長短がある

「水冷」の利点は冷媒が液体のため、冷却の強度が得られることです。

熱源からの熱の移動が効率的に行われることが挙げられます。

欠点としては装置が複雑になり、熱くなった冷媒の冷却は熱源と離れた場所になることから、配管の必要があることです。

「空冷」は手軽さや水がいらない点が利点になります。

欠点は水冷に比較して冷却効率が低いことです。

「水冷」と「空冷」とは

「水冷」は冷媒に水や海水、液体などを使って熱を除去する方式です。

循環型と放出型があります。

原子力発電所は原則「水冷」を使っていますが、内陸型は「空冷」になります。

自動車もラジエーターを使い「水冷」を行います。

「空冷」は冷媒に空気やガスなど気体を使用します。

家庭用エヤコンや自動車の一部車種、オートバイ、パソコン、チラーなどに使われています。

熱交換の効率は「水冷」に比較するとやや劣ります。

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